- 国内の取引所だと購入できる仮想通貨の種類が限られる。
今話題のAvalanche、IOST、SHIBAなど、もっと色々な仮想通貨を売買したい。 - できる限り、安い取引手数料で仮想通貨を売買したい。
→この記事を読むことで、海外取引所のバイナンス(Binance)を使うことができるようになり、これらのお悩みが解決できます!
【この記事の概要/結論/ざっくりいうと】
色々な仮想通貨を取り扱いたい、安い手数料で取引するには、「バイナンス(Binance)」と呼ばれる海外取引所を利用するのが良いことがわかります。
【目次】
- バイナンス(Binance)とは
- コインチェック(Coincheck)とは
- コインチェックの特徴
- 1.国内取引所最大級の仮想通貨取り扱い数
- 2.取引手数料無料
- 3.初心者でわかりやすい操作性
- 4.独自サービス「貸暗号資産サービス」を導入
- 5.口座開設・維持の手数料は無料
- バイナンスへの送金方法
- コインチェックからバイナンスへの送金方法
- スマホアプリからビットコイン(BTC)を送金する
- step1. 日本の仮想通貨取引所を開設する(ここではコインチェック)
- step2. バイナンスで送金先アドレスの確認
- step3. コインチェックから仮想通貨を送る
- コインチェック送金手数料
- バイナンスへの入金手数料
- コインチェックからバイナンスへ送金するときの注意点
- 仮想通貨のテスト送金
- 送金履歴の確認方法
バイナンス(Binance)とは
バイナンスは利用ユーザー数、取引量ともに世界最大の暗号資産取引所です。
元々は香港に拠点を置いていましたが、現在はケイマン諸島にあると言われています。
バイナンスの特徴
- 取り扱い仮想通貨銘柄が、圧倒的に多い
- 取引手数料が安い
- 流動性が高い
- レバレッジ取引にゼロカットシステムが導入
以下で詳しく見ていきましょう。
1. 取り扱い仮想通貨銘柄が、圧倒的に多い
これは比較すると一目瞭然です。
日本の大手取引所で言うと、コインチェック(Coincheck)は17銘柄、ビットフライヤー(bitFlyer)は15銘柄に対して、バイナンスはなんと約700銘柄と言われております。
コインチェック(Coincheck) | ビットフライヤー(bitFlyer) | バイナンス(Binance) | |
取扱 銘柄数 |
17 | 15 | 約700 |
主な 銘柄名 |
・ビットコイン ・ビットコインキャッシュ ・イーサリアム ・イーサリアムクラシック ・ライトコイン ・モナコイン ・リスク ・リップル ・ベーシックアテンショントークン ・ステラルーメン ・ネム ・ファクトム ・クアンタム ・アイオーエスティー ・エンジンコイン ・オーエムジー ・パレットトークン |
・ビットコイン ・ビットコインキャッシュ ・イーサリアム ・イーサリアムクラシック ・ライトコイン ・モナコイン ・リスク ・リップル ・ベーシックアテンショントークン ・ステラルーメン ・ネム ・テゾス ・ポルカドット ・チェーンリンク ・シンボル |
・左記の銘柄 + ・バイナンスコイン ・ソナタ ・テラ ・ルナ ・ポルカドット ・ドージコイン ・アバランチ ・シバコイン ・ユニスワップ など |
2. 取引手数料が安い
国内取引所に比べて、バイナンスは圧倒的に手数料が安いのも魅力です。
今回も比較表を作成してみました。
取引所名 | コインチェック(Coincheck) | ビットフライヤー(bitFlyer) | バイナンス(Binance) |
手数料内容 | ・販売所:0.1〜5.0% (ユーザー~コインチェック社間の取引)・取引所:無料 (ユーザー~ユーザー間の取引) |
・販売所:購入価格と売却価格の差である スプレッドを負担 (ユーザー~bitFlyer社間の取引)・簡単取引所:約定数量 × 0.01 ~ 0.15% (ユーザー~ユーザー間の取引) |
・0.02~0.1%
※取引量が多いと安くなる |
【コインチェック】
大きく2種類あります。
- 販売所
- アプリ&PCブラウザどちらでも利用可能。取扱銘柄数16。いつでも簡単に売買可能。
- 取引所
- PCブラウザのみ利用可能。取扱銘柄数は販売所より少ない。板取引となるため両者の希望が合った時のみ売買可能(=流動性がやや低い)。
一見、取引所は「手数料無料」なので、非常にお得のように見えます。
ですが、取引所は「PCブラウザでしか利用できない」「銘柄数少ない」「流動性がやや低い」など、色々な制約があります。
そのため、取引所を手軽に利用できるとは言い難く、初心者には難しいでしょうか。
【bitFlyer】
手数料はコインチェックよりは安いと言えます。
ですが、販売所の手数料が「購入価格と売却価格の差であるスプレッドを負担」とあり、要は状況によるとのことです。
【バイナンス】
通常、海外取引所の取引手数料は現物取引時0.2%ですが、バイナンスは半分の0.1%です。
更に、バイナンスは少額取引時の最も高いレートでも0.1%のため、「~0.1%」と記載するのが正しいと言えます。
つまり、取引する仮想通貨金額に応じて、更にレートが安くなります。
・バイナンス 手数料レート一覧
https://www.binance.com/ja/fee/schedule
また、キャンペーン中のため、バイナンスコイン(BNB)で支払う場合は25%割引が適用されるため、~0.075%の取引手数料となります。
さらにさらに、バイナンス利用時に紹介コードを入れて取引すると、10~20%OFFになる技もあります。
こちらは今後追って詳しくご紹介したいと思います。
3. 流動性が高い
どんな投資においても「高い流動性」は超大事です。
株式投資が最たる例です。
というのも、自分が保有する銘柄が、購入時よりもかなり高くなったので売りたい!と思っても、買ってくれる相手がいないと一向に売る事ができません。
これは不動産投資も同様ですし、もっと身近な話だと、お店で商品を売ることや、メルカリでの取引も同様ですよね。
その点、バイナンスは利用者が1,000万人以上のユーザーがあり、取引量ともにNo.1のため、最も流動性の高い取引所となります。
4. レバレッジ取引にゼロカットシステムが導入
レバレッジ、つまり信用取引です。
株やFXでおなじみの、元手を担保にしてその何倍もの取引ができる、あの方法です。
・国内取引所の場合
例えばコインチェックはレバレッジ取引に対応していないため、DMM bitcoin等の一部だけがレバレッジ取引に対応しています。
(ちなみに、私はレバレッジ取引は一切やらない派です)
・海外取引所の場合
バイナンスをはじめとした海外取引所は、国内取引所に比べて、より高いレバレッジ取引が可能です。
さらに、バイナンスの場合、「ゼロカットシステム」という画期的なものが導入されています。
何がスゴイかというと、「万一大きな損失が発生しても、証拠金を超えた金額は取引所が負担してくれるサービス」です。
つまり、借金をすることはありません。
これは本当に神サービスですね!
まとめると、バイナンスは下記のメリットがあります。
これは使わない手はないですね。
- 取扱通貨の種類多い
- 手数料安い
- 流動性高い
- 損失負担してくれる
コインチェック(Coincheck)とは
コインチェックとは国内No.1のアプリダウンロード数を3年連続で獲得しており、国内最大級の人気仮想通貨取引所です。
コインチェックの特徴
- 国内取引所最大級の仮想通貨取り扱い
- 初心者でわかりやすい操作性
- 独自サービス「貸暗号資産サービス」を導入
- 口座開設・維持の手数料は無料
以下で詳しく見ていきましょう。
1. 国内取引所最大級の仮想通貨取り扱い数
コインチェックは、2022年3月時点で国内取引所最大級の17種類の仮想通貨を取り扱っています。
コインチェック(Coincheck) | ビットフライヤー(bitFlyer) | DMM Bitcoin | |
取扱銘柄数 | 17種類 | 15種類 | 14種類 |
主な銘柄名 | ビットコイン ビットコインキャッシュ イーサリアム イーサリアムクラシック ライトコイン モナコイン リスク リップル ベーシックアテンショントークン ステラルーメン ネム ファクトム クアンタム アイオーエスティー エンジンコイン オーエムジー パレットトークン |
ビットコイン ビットコインキャッシュ イーサリアム イーサリアムクラシック ライトコイン モナコイン リスク リップル ベーシックアテンショントークン ステラルーメン ネム テゾス ポルカドット チェーンリンク シンボル |
ビットコイン ビットコインキャッシュ イーサリアム イーサリアムクラシック ライトコイン モナコイン リップル ベーシックアテンショントークン ステラルーメン ネム テゾス エンジンコイン オーエムジー クアンタム |
2. 取引手数料無料
仮想通貨の取引は「取引所」と「販売所」があります。
- 取引所:ユーザー同士が売買
- 販売所:コインチェックとユーザーが売買
売買時に発生する手数料を取引手数料といい、コインチェックでは「取引所」での売買は取引手数料が無料です。
一般的に他の取引所では取引手数料が0.05%程度は発生しており、取引を重ねるごとに発生する手数料のため、無料で取引できるのは特徴の1つです。
なお、販売所の取引手数料も無料ですが、スプレッドが発生します。
3. 初心者でわかりやすい操作性
初心者でも簡単に利用できる操作性がコインチェックの特徴です。
Webサイトやアプリ画面は、わかりやすいデザイン設計で仮想通貨初心者でも直感的に操作できます。
仮想通貨を購入したい場合、たった3ステップで購入完了です。
- 購入する仮想通貨を選択
- 購入数量を入力
- 購入をクリック
国内No.1のアプリダウンロード数を3年連続で獲得している実績もあるため、仮想通貨初心者におすすめの国内取引所です。
4. 独自サービス「貸暗号資産サービス」を導入
貸暗号資産サービスは「レンディング」と呼ばれ、自身の仮想通貨を取引所に一定期間預けて金利をもらう仕組みのことです。
仮想通貨をレンディングしておくだけで一定の利益を得られるため、リスクが比較的低いのが特徴です。
レンディングの利回りは、以下の表のとおり。
非常に利回りが高いことがわかります。
レンディング期間 | 利回り |
14日 | 1% |
30日 | 2% |
90日 | 3% |
180日 | 4% |
365日 | 5% |
銀行の金利は0.001%程度、投資商品と比較しても高利回りといえます。
レンディングのメリット
- 利回りが高い
- 少ない金額から始められる
- 取引の知識は不要
レンディングデメリット
- 途中解約には手数料がかかる
- レンディング中に価格変動のリスクがある
- 引き出しに制限がある
レンディングは最低1万円からで取引の知識は要らないため、仮想通貨初心者の方でも気軽に始められます。
一定期間預けておくだけで利益が発生するので、使う予定の無い仮想通貨があればレンディングを検討してみましょう。
5. 完全無料で開設できる
コインチェックは完全無料で開設できます。
開設手続き・口座維持に一切手数料はかからないため、口座に日本円を入金したままでも損することはありません。
いつ相場がきても取引できるように、口座開設後は日本円を入金しておきましょう。
バイナンスへ送金すると何ができる?
主に2つのことができます。
・国内取引所にはない多数の仮想通貨を売買できる(700超の銘柄)
・NFTの売買に必要なウォレットに送金できる
詳しく見ていきましょう。
・国内取引所にはない多数の仮想通貨を売買できる(700超の銘柄)
上記で触れたように、バイナンスは取り扱い銘柄数が圧倒的に多いです。
一時期話題になったshibaや、注目度の高いアバランチ、ユニスワップ等々、選びたい放題です。
・NFTの売買に必要なウォレットに送金できる
NFTが年々話題ですが、NFTの取引をする際には「ウォレット」と言われるサービスの利用が必須です。
ウォレットの代表格が「メタマスク」というサービスです。
メタマスクの使い方は、以下の記事で詳しく解説しています。是非ご覧ください。
また、そもそも「NFTって何?」という方は、是非以下の記事をご覧ください。
合わせて、NFTでのアート作成方法や、NFTに係る税金面も話題になりやすい論点です。
そのあたりも、以下の記事を是非ご覧ください。
バイナンスへの送金方法
送金方法は大きく2つあります。
- Binanceでクレカ払いにてCoinを購入(VISA、Masterのみ対応。JCBは利用不可)
- CoinCheckからBinanceへCoinを送金
1.は、手続き的には簡単です。
ただし、これは決済手数料が高いため、正直全くおススメできません。
なぜなら、1万円の入金を行う場合、クレジットカードはおよそ1,450円、LINE Payはおよそ620円の手数料もします。
稼ぐために仮想通貨を購入するはずが、ここまで手数料が高いと利益を出すハードルが一気に上がります。
これでは本末転倒ですよね。
ゆえに、今回は2.を紹介いたします。
コインチェックからバイナンスへの送金方法
大きく下記5つのstepに分かれます。
step2. コインチェックにて仮想通貨を購入する。
step3. バイナンスを開設する。
step4. バイナンスで入金受入れの手続きをする。
step5. コインチェックから希望の仮想通貨を送る手続きをする。
step1. 日本の仮想通貨取引所を開設する(ここではコインチェック)
コインチェックの開設方法はこちらでわかりやすく開設しております。
ぜひ読み進めながら開設手続きをおこなってください。
-
-
【初心者向け】コインチェックの特徴と口座開設の方法をやさしく解説!
続きを見る
step2. コインチェックにて仮想通貨を購入する
ビットコインなどの仮想通貨を購入するためには、最初に口座に日本円を入金する必要があります。
コインチェックの場合、以下の3種類の入金ができます。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
3種類の入金手数料をみると、「銀行振込」が基本一番安いので、銀行振込を積極的に利用しましょう。
こちらはPCブラウザでログインした際のトップページです。
左側のメニュー → ウォレット → 日本円の入金、をクリックします。
そうすると、標準時は以下の画面のように「銀行振込」が選択されています。
あわせて、振込先口座情報が表示されていますので、こちらに希望金額を振りこむと、後日、画面上に金額が反映されます。
ちなみに、「コンビニ払い」の場合はこのような形です。
step3. バイナンスを開設する
続いてバイナンスの開設です。こちらも、スマホorPCから開設手続きができます。
PCの場合、Googleなどで「バイナンス」と検索すれば、検索結果上位にバイナンスのサイトが表示されます。
トップページにある「登録」ボタンをクリックします。
次の画面で、居住国に「日本」が選択されていることを確認して、「承認」ボタンを押します。
次に、「個人アカウントの作成」ボタンを押します。
もし、既にアカウントをお持ちの場合は、画面下の「ログイン」ボタンを押してください。
画面が切り替わったら、右側の①~④にそって対応していきます。
これで、バイナンスのアカウント作成=口座開設は完了です。
ただ、このままでは出金額に一定の制限があるため、以下の本人確認も済ませることをおススメします。
・本人確認
ログイン後、右上の人型マークにカーソルをもっていくと、メニューが表示されます。
この中の「身分証明」という項目をクリックします。
step4. バイナンスで入金受入れの手続きをする
バイナンスの口座開設ができたら、入金の準備をしましょう。
バイナンスのトップページ右上「ウォレット」→「フィアットと現物」をクリックします。
次に、画面上部の「入金」ボタンをクリックします。
すると、このような2つの選択肢が表示されます。
今回はコインチェック→バイナンスへの入金時には、仮想通貨を使うため「仮想通貨を入金」をクリックします。
画面中央に「仮想通貨を選択」の箇所があるため、プルダウンをクリックすると、通貨を選びます。
今回はビットコインを入金したいため、「BTC」をクリックします。
(BTCはビットコインの略、ティッカーシンボルです)
次のこちらが超重要です!!
画面中央の「入金先 ネットワーク」のプルダウンを選択すると、このような表示がされます。
コインチェックからBTCを送付する場合は、必ず「BTC Bitcoin」を選択しましょう。
画面にも記載ありますが、ここを間違えると、最悪資産が失われてしまいます!
すると、赤枠のアドレスというところに、数字と英語のパスワードが表示されます。
これを後ほどコインチェックで使用するため、「クリックしてコピー」のボタンをクリックします。
念のため、メモ帳などにも貼り付けておけば、安心ですね。
step5. コインチェックから仮想通貨を送る手続きをする
最後の手順として、コインチェックにて通貨の出金手続きをします。
コインチェックにログイン後、画面左下の「コイン送金」から、「送金先リストの編集」をクリックします。
すると、新規ラベル・新規宛先の項目が表示されます。
先ほどバイナンスでコピーしたアドレスを張り付けましょう。
ラベルは任意の文字で大丈夫です。
その後、携帯電話番号に届く認証コードを入力します。
これで、外部アドレス登録は完了となります。
送金先リストの中に、先ほど登録した外部アドレスがあることを確認します。
外部アドレスを選択、「送金数量」を入力、手数料を確認したら、「送金する」ボタンをクリックします。
この時、認証アプリによる2段階認証が必要となります。
「Google Authenticator」という認証アプリが有名で便利なので、あらかじめダウンロードしておくとよいでしょうk。
以上でビットコインの送金作業は完了です。
コインチェックが確認後、送金作業が実行されます。
スマホアプリからビットコイン(BTC)を送金する
次にスマホアプリからビットコイン(BTC)を送金する方法をご説明いたします。
step1. 日本の仮想通貨取引所を開設する(ここではコインチェック)
コインチェックの開設方法は、こちらでわかりやすく開設しております。
-
-
【初心者向け】コインチェックの特徴と口座開設の方法をやさしく解説!
続きを見る
step2. バイナンスで送金先アドレスの確認
バイナンスアプリを開き、「入金」をクリックします。
入金したい仮想通貨を検索します。
今回であれば「BTC」です。
BTCの入金アドレスをコピーします。
誤送金しないために必ずコピーしましょう。
次にコインチェックの手続きに移ります。
step3. コインチェックから仮想通貨を送る
送金したい仮想通貨を選択します。
今回の場合、「ビットコイン」をクリックします。
「送金」をクリックします。
アドレス:バイナンスの送金先アドレス
送金先サービス名:その他:バイナンスと入力
受取人種別:実態を登録
総金額:送金したい金額を入力
「BTCを送金」をクリックしたら送金完了です。
コインチェック送金手数料
コインチェックからバイナンスへ仮想通貨を送金する際、送金手数料が発生します。
送金手数料は仮想通貨によって異なりますので、詳しく見ていきましょう。
コインチェック送金手数料一覧
ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) | イーサリアムクラシック(ETC) |
0.005BTC | 0.005ETH | 0.01ETC |
リスク(LSK) | ファクトム(FCT) | リップル(XRP) |
0.1LSK | 0.1FCT | 0.15XRP |
ネム(XEM) | ライトコイン(LTC) | ビットコインキャッシュ(BCH) |
0.5XEM | 0.001LTC | 0.001BCH |
モナコイン(MONA) | ステラルーメン(XLM) | クアンタム(QTUM) |
0.001MONA | 0.01XLM | 0.01QTUM |
ベーシックアテンショントークン(BAT) | アイオーエスティ(IOST) | エンジンコイン(ENJ) |
63.0BAT | 1.0IOST | 30.0ENJ |
オーエムジー(OMG) | パレットトークン(PLT) | シンボル(XYM) |
5.0OMG | 72.0PLT | 1.0XYM |
参照:コインチェック
BTC・ETH・ERC20の送金手数料は、各ネットワークの実際の手数料に連動する、「変動型送金手数料」のため、実際の送金の際に確認しましょう。
なお、「変動型送金手数料」は、送金遅延等の防止や緩和のために導入されています。
XRP・IOSTであれば送金手数料を大幅に抑えられる
コインチェックからバイナンスへ仮想通貨を送金する際、XRP(リップル)・IOST(アイオーエスティ)を利用すれば送金手数料を大幅に抑えられます。
なぜならXRPとIOSTの送金手数料は、BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)と比べて格段に安いためです。
通常、仮想通貨の送金にはBTCやETHを利用することが多い。
大きな金額の送金や多額の運用には、BTCやETHが適しています。
しかし、BTCやETHは送金手数料が高いため、少額取引する方にはオススメしません。
送金手数料2022年4月時点
- 0.0005BTC=約2,800円
- 0.005ETH=約2,000円
- 0.151XRP=約16円
- 1IOST=約4円
BTCやETHを1万円送金する場合、送金手数料が2,000円以上発生し、手元には約8,000円しか残りません。
XRPであれば送金手数料は約16円、IOSTは約4円と安いため、送金はXRP・IOSTを利用すれば送金手数料を大幅に抑えられます。
また、BTC・ETHは処理速度が遅いため送金するにもかなりの時間が発生しますが、XRP・IOSTは処理速度が早く、送金スピードが早いのが特徴です。
そのため、送金や決済サービスに利用される仮想通貨として注目されています。
バイナンスへの入金手数料
バイナンスへ仮想通貨・法定通貨を入金する際の入金手数料は無料です。
仮想通貨取引所の中では、仮想通貨・法定通貨の入金に手数料が発生する場合もあります。
バイナンスは入金手数料が無料なため、お得に取引が始められます。
コインチェックからバイナンスへ送金するときの注意点
それではコインチェックからバイナンスへ送金するときの注意点を解説していきます。
- 送金アドレスを間違えない
- まとめて送金する
- XRP・IOSTでバイナンスのアルトコインは購入できない
送金アドレスを間違えない
コインチェックからバイナンスなど他取引所に仮想通貨を送金する場合、送金先のアドレスを登録する必要があります。
もし送金先のアドレスが誤っていたらどうなるでしょうか。
仮想通貨の送金アドレスは1文字でも誤って違う箇所に送金した場合、送金され返ってくることはないでしょう。(通称:セルフゴックス)
バイナンスの送金アドレスを登録する際は、手打ちはせず必ずコピー&ペーストで登録しましょう。
送金アドレスはコピー&ペーストし、必ず送金アドレスが正しいか確認しましょう。
まとめて送金する
コインチェックからバイナンスへの送金は、できるだけまとめて送金しましょう。
送金手数料は送金する度に発生します。
例えば1回の送金手数料が1,000円かかる場合、1万円分を送金すれば10回送金で送金手数料は1万円になります。
しかし、1回で10,000円を送金すれば送金手数料は、1,000円です。
同じ1万円を送金するのに9,000円の差が発生するため、手数料が安くなるようにまとめて送金しましょう。
ただ、初めてバイナンスへ送金するのは心配かもしれません。
多額を送金する場合や新しいアドレスへ送金するときは、少額をテスト送金し、自身のバイナンスへ正しく送金されるか確認しましょう。
テスト送金が問題なければ、2回目以降はまとめて送金していきます。
XRP・IOSTでバイナンスのアルトコインは購入できない
送金手数料の安いXRP・IOSTをバイナンスへ送金した場合、XRP・IOSTのままではアルトコインを購入できません。
バイナンスでアルトコインを購入するには、バイナンス内でBTCやBNB、USDTなどのステーブルコインに交換しなければいけません。
なおステーブルコインとは価格が暗号資産や法定通貨、コモディティなどと連動したものを言います。
ステーブルコインに交換する際は手数料が発生しますが、バイナンスの手数料は国内取引所からの送金手数料と比べて安いため気にする必要はないでしょう。
仮想通貨のテスト送金
他の取引所へ多額を送金する場合や新しいアドレスへ送金するときは、誤送金を防ぐため少額をテスト送金し正しく送金されるかを確認しましょう。
例えば1BTCを送金したい場合、0.001BTCをテスト送金し、送金先へ着金を確認した上で残りの0.009BTCを送金します。
テスト送金するため時間・手続き・送金手数料が2回分発生しますが、誤送金で多額の仮想通貨を失うリスクは少なくなります。
多額を送金する場合や新しいアドレスへ送金するときは、テスト送金を行う習慣をつけてセルフゴックスを防ぎましょう。
送金履歴の確認方法
コインチェックから送金した履歴は「暗号資産の送金」から確認できます。
また、34文字の送金アドレスとは別に64文字のTX ID(トランザクション)があります。
トランザクションは取引履歴であり、取引ごとに発行される番号です。
トランザクションをエクスプローラーで検索すれば、送金元・送金先のアドレスや数量など取引詳細を確認できます。
送金したはずが着金しないなどがあれば、トランザクションで送金履歴を確認しましょう。
最後に
本記事では、ビットコインを送金する方法をご説明いたしましたが、他の仮想通貨でも同様に送金です。
XRP・IOSTであればビットコインより安く送金ができるため、着金後バイナンスで交換すればステーブルコインに両替後、アルトコインを購入できます。
自身の仮想通貨をセルフゴックスしないように、他の取引所へ多額を送金する場合や新しいアドレスへ送金するときは、誤送金を防ぐため少額をテスト送金しておきましょう。
正しく送金されたら、2回目の送金を本送金として手続きを行います。
テスト送金するため時間・手続き・送金手数料が2回分発生しますが、誤送金で多額の仮想通貨を失うリスクは少なくなります。