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管理部門に向いてる人はどんなタイプ?

【はじめに】

管理部門歴10年以上の私が通ります。

管理部門といえど、経理、総務、財務、法務などなど職種は非常に多岐にわたります。

この記事では、以下の疑問や悩みについて、解決することができます。

  • 管理部門に向いてる人はどんな人か?
  • 管理部門の職種の種類と、その役割はどんなものがあるのか?
  • 企業規模別で管理部門の役割は異なるのか?

 

 

【目次】

 

そもそも管理部門とは

10年以上管理部門で働いている私が思う管理部門とは、「会社の潤滑油」であるということです。

会社のあらゆる部署を「横断的に」「全社的に」俯瞰してみる必要があり、
会社が円滑にまわるために、あらゆることをする部門であります。

ゆえに、本来的には固定的なルーティン業務だけではなく、あるべき姿に向かって会社の仕組みを作っていく部門になります。

 

管理部門の種類

先ほど「会社の仕組みを作っていく」と記載しましたが、経営者のように全方位的ではなく、各専門分野の切り口からアプローチしていく形になります。

いわゆる管理部門といわれる職種・部門には、大きく以下のものがあります。

・経理

・財務

・総務

・法務

・人事

・経営企画

・広報

・IR

・情報システム

・内部監査

 

私はほぼすべての管理部門の職種を経験しましたが、私のこれまでの経験から、大きくこの2つに傾向が分けられると考えます。

  • 攻め:経営企画、人事(採用、人事制度)、広報
  • 守り:経理、総務、財務、法務、人事(労務)、内部監査

もちろん、どの部門でもこれまでやっていなかった施策を考えて、実行することは、文字通り「攻め」と言えるでしょう。

 

しかし、「守り」に属する部署業務の大半は、下記要素が多く、外圧に対してどう対応するかといった守りの要素が多いです。

  • いかに納期に間に合わせるか
  • いかに効率的にやるか
  • いかにリスクを最小化するか/顕在化させないか、などなど。

また「攻め」の業務については、こちらからしかけていくことで、物事が動く場合が多いです。

こうしたことから、管理部門でも職種によって求められる性格が違います。

ここでは、どんな性格が向いているかを、それぞれ見ていきましょう。

 

攻めの管理部門業務に向いてる人

・企画や施策を考えるのが好きな人

攻めの業務は、企画や施策の立案と実行、がメインの業務です。

例えば、

  • 経営企画:新規事業につながる案を考える
  • 人事:良い人材を採用できる案を考える
  • 広報:効果的なPRにつながる案を考える

そしてそれぞれ実行していく。
こんなことがしょっちゅう求められます。

ゆえに、これを継続することが苦ではなく、楽しい、やりがいがあると感じられる人が向いています。

 

・アクティブな人、勢いのある人

企画した施策を推進するためには、関係者を巻き込む必要があります。
その際、反対や抵抗などがあっても、折り合いをつけながら物事を進めていける人が、会社では重宝されます。

 

・数字を追い求める/追われるのが好きな人、苦ではない人

  • 採用のKPI
  • 経営企画のコスト削減目標
  • 広報のメディア掲載数

等々、攻め側の業務は数字で測るものが多いです。

 

人によっては、この「数字を追い求める/追われる」業務が、営業のノルマ的なものとして嫌がる方もいます。

しかし、定量的な評価とは切っても切り離せません。

ゆえに、数字を追い求める姿勢が求められます。

 

・分析が好きな人、抽象的な物事から何かを導くことが好きな人

企画とは、形がないものを形にする仕事です。

これは言い換えれば、抽象的なものを具体的にすることです。

世の中に溢れている抽象的な物事を、いろいろ結びつけて、企画することが楽しみと思える人は向いているでしょう。

 

・営業経験のある人、営業が好きな人

これまでのまとめみたいになりますが、上記で挙げた攻めの職種は、営業的な要素があります。

ゆえに、営業からこれらの職種に転身するのは、実は有利な面があります。

 

 

守りの管理部門業務に向いてる人

 

マメな人、コツコツ作業できる人

経理などが良い例ですが、毎月毎月大量の仕訳を入力したり、従業員の立替経費を処理したりなど、細かな作業を丁寧にしていく必要があります。

慎重な人、保守的な人

守りの職種全般に言えますが、基本はミスをできるだけ0にすることが求められます。

会社によっては、ミスしないのが当たり前、という文化もあるでしょう。

ゆえに、勢いやスピードよりは、正確性が重視される傾向にあります。

一人で作業したい人

仕訳を切る、給与計算をする、契約書を読む、などなど、一人だけでこなせる業務が、守りの職種には多々あります。

この場合、いやな会社のあの人とも話す必要がないため、意外と大きなメリットかもしれません。

ある程度マニュアル化された業務が好きな人

守りの職種は、基本的にはルーティン業務と言えるものが多いため、マニュアル化しやすいです。

企業によってはマニュアル自体がなく、それを作る業務もあり得ると思いますが、大方はやり方がきまっているため、それに沿った業務をするという分かりやすさを好む人も多いです。

予定をたててきっちり仕事を進めたい人

守りの職種は、締め切りが厳格に決められています。

例えば、経理の締めが遅れたら、決算報告が遅れるわけで、上場会社の場合は上場廃止につながりかねません。

ゆえに、●●の業務は●月●日、▲▲の業務は▲月▲日までと、予め計画をたて、それに向けて皆が動くことが求められます。

 

管理部門のやりがい

・会社の全体像が見やすい点

これは圧倒的な利点です。
具体例として、私が感じた一連の出来事をご紹介します。

 

私の場合、新卒から4年間大企業での営業をしていました。

とある企業とM&Aで一緒になった後、会社をより良くするためにか、さまざまな施策が毎日毎日現場におりてきました。

それを顧客や取引先に説明やお願いするわけですが、受け取る方も情報量が多すぎて混乱しており、いったい何のためにやっていたのか分からない時がありました。
要は、私含めてその施策の趣旨が理解できていなかったわけです。

 

そうした経験もあり、企画の段階から携われる部署に異動したいと思うようになり、管理部門に異動しました。

管理部門は、まず全体像を把握することが出発点であり、営業の仕事とは全く異なりました。
全体を見た中で、どんな施策をうつかを検討するので、仕事の納得感が全く異なり、施策を考える側の気持ちもわかるようになりました。

 

・経営陣と接する機会が多い点

上記のように、全体像を把握するということは、経営陣と同じ視点を持つことにもつながります。
その関係からか、経営陣と接点を持つことが増えます。

私もおかげさまで、大企業の経営会議や社長個別ミーティングにも参加する機会がありました。
これは1営業マンではなかなか経験できないことでしょう。

 

管理部門の状況(企業規模別)

実は会社規模によって、管理部門の体制や役割は大きく異なります。

・中小/ベンチャー企業の場合
結論から言うと、一人当たりの業務範囲は広く、業務深度は浅い、と言えます(あくまでも一般的の場合)。

まず、中小/ベンチャー企業の場合、全社員における管理部門の人数が少なめです。会社によっては社長や役員が、他の業務と並行しながら管理業務を行っている場合も多々あります。

・大企業の場合
中小/ベンチャー企業とは反対で、一人当たりの業務範囲は狭く、業務深度は深い、と言えます。

大企業はその規模から様々なリスクに触れる機会が多いため、そうしたところへの対応のために管理部門が手厚いです。

 

管理部門への転職を目指すうえで大事なこと

どの会社でも管理部門には一定数「待ち」の社員がいますが、今後そうした人はAIなどの自動化にとって変わられる可能性があります。

そうした中で、会社としては「自走」できる社員が期待されています。

他の部門からの依頼があってから動くのではなく、自らリスクを察知したり、業務の生産性を考えて動ける人が重宝されることでしょう。

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