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株式投資の種類は?初心者におすすめの方法・はじめる前の注意点

初心者投資家の前に立ちはだかる最初のハードルは、予算やリスクではないでしょうか。

「将来のために株式投資をはじめて資産を増やしたい」

「投資はリスクがあるから、こわくて手が出せない」

「投資にはお金がかかるから、自分にはできないかも」

このように考える方には、株式投資がおすすめです。

株式の投資方法には、分散投資や長期投資などの種類があります。目的に合った種類を選べば、十分な貯金がなくても株式投資を開始できます。

本記事では株式投資における利益の種類、初心者におすすめの投資方法を紹介。投資をはじめる前の注意点にも触れていきます。

「ハイリスクハイリターンの株式投資に興味がある」「損したくないけれど、資産を増やしたい」という方は、ぜひ最後まで読んで資産運用の参考にしてください。

もくじ

資産運用をはじめるなら株式投資がおすすめ!

初心者が資産運用をはじめるなら、おすすめは仕組みが理解しやすい株式投資です。株式投資は、投資商品のなかでも収益性や安全性、流動性のバランスがとれています。

また投資期間が選べることも、おすすめする理由の1つ。リスクを避けるなら、株を長期間保有し、売買益が出るとわかった時点で売る方法が有効です。

さらに投資方法には種類があり、選び方によってはリスクが低減できます。

投資商品のなかで3大要素のバランスがとれている

投資商品を選ぶときに重視すべきことは、以下の3点です。

  • 収益性:利益が期待できるか
  • 安全性:元本の保証
  • 流動性:必要なときに換金できるか

株式投資は、この3大要素のバランスがとれています。

収益性◎ 安全性△ 流動性〇
利益が期待できるか 元本の保証 必要なときに換金できるか
✔短期的な値上がり益を狙うなら、収益性が向上。

✔株主優待・配当金狙いの長期的な保有は利益が低下。

✔短期的に値上がり益を狙うなら、安全性が低下。

✔株主優待・配当金狙いの長期的な保有なら低リスク。

✔債権など、他の投資商品よりも換金しやすい。

投資商品にはそれぞれ性格がありますが、これら3つをすべて兼ね備えた投資商品は存在しません。3つの性格のバランスがよい株式投資は、初心者におすすめです。

◎収益性:利益が期待できるか

株式投資は収益性が高いといえます。これは購入した株の価格が購入時よりも上がれば、売却時に差額として利益が得られるためです。

ただし株主優待、配当金狙い長期投資の場合は、収益性が低下します。長い目で見れば低リスクですが、利益を得るには時間がかかります。

△安全性:元本の保証

株式投資の安全性は高いとはいえません。これは元本割れを起こす可能性が否定できないからです。

元本とは、利益を生むもとになる資金のことです。元本割れすると購入した投資商品の価格が、購入時よりも下がります。

また投資した企業の業績が傾くことも考えられます。株式は価格が変動しやすいため、ハイリスクハイリターンの投資です。

〇流動性:必要なときに換金できるか

株式投資は、銀行口座に現金を預けた場合より簡単ではありませんが、債権などと比較すると現金に換金しやすい投資です。

現金が必要なときに現金を引き出せない、中途解約できない投資商品は、流動性が高いとはいえないでしょう。

投資期間が選べる

株式投資は短期投資と長期投資、どちらでも選択可能です。

値上がり益目的の短期投資で儲けたい人だけでなく、予算が少なくても、毎月少額を長期投資してコツコツ継続したい人にも株式投資がおすすめです。

株式投資は企業が看板をおろさない限り存続します。利益やリスクを考え、自分にぴったりの投資期間を決定できます。

種類を選べばリスクを低減できる

株式には、投資方法の種類が複数あります。

ハイリスクハイリターンの株式投資ですが、投資方法によってはリスクを低減できます。

たとえば分散投資。複数の銘柄を購入すれば、いずれかの保有株の価格が下がっても、他の保有株の価格が上昇しているなら、その差額を総合的に補えます。

またすぐに売却するのではなく、保有期間を長くする長期投資もリスクが下がります。運用で利益が出た分を元本とともに再投資すれば、利息が利息を生むため、収益が安定しやすいしょう。

株式投資で得られる利益は3種類

株式投資で得られる利益は以下の3種類です。

  • 売買益
  • 配当金
  • 株主優待

くわしく解説します。

売買益|キャピタルゲイン

売買益とは、購入した株価が上昇し、売るときに利益を得られる仕組みです。値上がり益、キャピタルゲインとも呼ばれ、株式以外では仮想通貨や投資信託などによっても得られます。

たとえば、購入時の株価が3万円だったとします。保有期間中に株価が上がり、5万円で売却できたなら、差額の2万円が売買益です。

実際には税金や手数料がかかりますが、利益が大きくなる可能性があります。しかし、その分損失の可能性も否定できないため、リスクがあります。

配当金|インカムゲイン

配当金とは、株をもっているだけで還元される利益のことです。企業が事業の成果として得た利益を株主に分配します。

支払われる時期が決まっており、収入の目処が立ちやすい利益です。購入した株を手放さずに持ち続けることで、継続的な利益が期待できます。

ただし、配当金は企業の業績次第。事業が傾いている企業は、配当金が支払われない場合もあります。

株主優待

株式優待とは、企業の株を所有することで、その企業の製品やサービスなどを優待で受けられるお礼のようなものです。商品券や割引券、企業の製品などが、保有株数に応じて株主に贈られます。

ただし、株主優待はすべての株に備わっているシステムではありません。なかには配当金を用意しない代わりに、株価を上昇させることで株主の期待に応えようとする企業もあります。

株式投資をはじめる前に注意すること

株式投資は、リターンとリスクが背中合わせです。投資をはじめるからには、資金が減る可能性があることも考えておかなければなりません。

投資の初心者ができる限り低リスクで株式投資をはじめるには、株式投資をはじめたい理由を明確にすることが重要です。

また投資に使う金額を決めておくことで、予定外の支出を減らせます。

なぜ投資をはじめたいのか明確にする

あなたが株式投資をはじめたい理由は、どのようなことでしょうか?株式投資は目的によって、取り組む方法とリスクが異なります。

たとえば「お金持ちになって、贅沢な生活がしたい」なら、リスクが大きい分リターンが期待できる売買益重視の投資方法。

「貯蓄だけでは不安だから、将来のためにお金を増やしたい」のであれば、少額からコツコツおこなう配当金狙いの方法があります。

目的が不透明なまま投資をはじめることは非効率です。

「なんとなくお金を増やしたい」ではなく、まずは投資の目的を明確にして、あなたが利益を得やすい方法を選択しましょう。

投資に使う金額を決める

どのような方法を用いても、株式投資はリスクがつきものです。しかし投資に使う金額をあらかじめ決めておくことで、リスクを低減できます。

投資の予算は人それぞれですが、はじめて株式投資をするなら余剰資金を元手にしましょう。

余剰資金とは、以下の資金を除いたお金のことです。

  • 生活費:日常の生活費
  • 生活防衛資金:問題発生時に一定期間の生活を守るためのお金
  • ライフイベント準備費用:結婚・葬儀など各ライフステージで使う予定のお金

生活費は、あなたの日常生活を支えるために必要なお金です。家賃や食費、交際費などが挙げられます。

生活防衛費とは、病気や事故に遭い、働けなくなったときなど、あなたの収入が不安定になったときのためのお金です。一定期間の生活を守るためのお金は、万が一に備えておきましょう。

生活防衛費の目安は、サラリーマンなら現在の生活費半年分。40代以上なら、プラスして2~3ヶ月分の金額が理想です。

ライフイベント準備費用は、使用する目的をもって将来のために貯めたお金です。

余剰資金の計算方法は以下を参考にしてください。

貯蓄額-生活防衛費=投資の資金

しかし、3つの費用をすべてクリアして余剰資金をつくるには時間がかかります。

「満足できる金額が貯まるまで待たなければ、投資できないの?」と考える方もいるのではないでしょうか。

あなたがいますぐ投資をはじめたいなら、月々のお小遣いから少額を投資する方法がおすすめです。

株のなかには1株から購入できるもの、千円から投資できるものがあるため、無理なく株式投資を開始できます。

株式投資にチャレンジ!資産運用をはじめよう

株式投資で利益を生むためには、あらかじめ投資する金額を決め、投資する目的をもつことが大切です。株式投資は目的に応じて、利益の種類を選定することも成功のポイント。

投資の感覚を掴むために有効な方法は、実際に挑戦してみることです。株式投資で得た知識や経験は、株式以外の投資にも活かせます。この先、他の投資に挑戦したい方にもおすすめ。

投資の知識をただ詰め込むのではなく、まずは実践してみませんか。

口座を確認してニンマリしたいなら、あなたの目的に合った種類や方法で株式投資をスタートしましょう!

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