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アイスタイルの株価は今後も上がるか?アマゾン/Amazonとの将来性は?

はじめに、2022年に入ってからの、アイスタイルの株価をご覧ください。

年初からは完全に低迷していましたが、8月にAmazonによる出資発表があってから、とんでもない上がり方をしました。

この要因を探っていきたいと思います。

 

【こんな疑問/お悩みありませんか?】

  • アイスタイルってどんな会社?
  • なぜAmazon/アマゾンと資本業務提携したの?
  • 同社の今後の将来性は?

 

このブログでは、そんな疑問を一気に解決いたします。ぜひ最後までお読みください。

 

【この記事のポイント】

  • アイスタイルは、女性向け美容関連情報サイト「@cosme(アットコスメ)」運営や、小売り事業を展開している企業。
  • 株価は、コロナ禍でしばらく低迷していたが、Amazon/アマゾンとの資本業務提携で、今後の伸びに期待。

 

【このブログの筆者ご紹介】

 

ちなみに、2022年8月20日時点で、アイスタイルの株を買うには、6.3万円もの資金が必要となります

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【目次】

 

株式会社アイスタイルの会社概要

アイスタイルの企業情報

本社所在地 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル
業種分類 情報・通信
設立年月日 2000年4月
決算 6月末日
従業員数(連結) 1,009人

 

 

 

アイスタイルの事業内容

セグメントは4つあります。

  1. On Platform事業
  2. Beauty Service事業
  3. Global事業
  4. その他事業

 

 

【1. On Platform事業】

こちらは、運営する総合サイト「@cosme(アットコスメ)」を基盤とした、各種サービス(BtoB、BtoC)が属しています。

主に顧客からの広告出稿や、ソリューションサービスが売上の柱となっています。

 

 

【2. Beauty Service事業】

化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING」の運営、化粧品専門店「@cosme STORE」や、大型旗艦店の運営が属しています。

 

 

 

【3. Global事業】

国内で確立したビジネスモデル(メディア・EC・店舗)を海外で展開。中国をはじめとしたアジア各国の他、米国でも事業を推進しています。

 

【4. その他事業】

美容部員を派遣する人材派遣事業と、幅広い成長ステージの企業に投資する投資育成事業が属しています。

 

 

【全体】

直近の売上構成比をみると、全体の59%がBeauty Service事業が担っています。

しかし、この事業は2期連続赤字であり、利益面で最も貢献しているのは、On Platform事業となります。

 

 

アイスタイルの上場/IPO

アイスタイルは、2012年に、東証マザーズ(当時)に株式を上場しました。

上場時の公開価格の時価総額は51億、初値の時価総額は100億と、比較的小型銘柄だったことがわかります。

その後、順調に業績を伸ばしていき、2022年8月時点での時価総額は467億まで成長しました。

 

アイスタイルの株価関連情報/株価チャート(2022年8月19日時点)

まずは、株価関連情報です。

割高・割安を計る指標になる「PER」は、株探ではなんと「1,500倍」もの値となっています。

 

次に株価です。

アイスタイルは、コロナ禍で完全にダメージを受け、業績・株価ともに低迷しました。

 

ダメージの要因はいくつかありますが、写真のとおり、国内化粧品市場が大きく縮小したためです。

これは、外出を控えた女性が、従来よりも化粧をあまりしなくなったことや、店舗の一時的な休業が響いたためです。

かつ、海外事業も展開している同社ですが、中国などの店舗もロックダウンの影響で、業績が相当不振となりました。

 

 

 

 

アイスタイルの配当・株主優待・自社株買い

まず、アイスタイルの株主還元の方針は、このようになっています。

  • 事業への投資を優先し、2019年6月期より定期配当を中止することといたしました。
    今後は事業成長による企業価値の向上によって、株主の皆様へ報いてまいります。
  • また、自社株買いも含めた、企業の状況やステージに応じた還元を都度検討してまいります。

ということで、数年前から配当は完全に0になってしまいました。

コロナ前から利益が低い状況だったので、やむを得ないところかもしれません。

 

 

一方で、株主優待はあります。

写真の通り、同社グループのECおよび店舗で使える割引券となります。

 

 

アイスタイルの業績推移

続いて、過去5年間の業績推移を見ていきます。

過去5年の売上高、営業利益、純利益、経常利益の推移は以下のとおりです(単位:百万円)。

 

2020-2021年度は、コロナの影響をもろに受けたため、業績低迷していました。

2022/3月期は、売上は過去最高を記録しましたが、海外事業の損失などが響き、赤字となっています。

 

アイスタイルの平均年収

同社の平均年収は、会社四季報によると「530万円」となっています。

 

一方で、従業員の口コミが閲覧できるサイト「openwork」というサイトがあります。

これによると、同サイトに投稿した従業員76人の平均年収は、464万円です。

 

openwork上の職種ごとの内訳は写真のとおりです。

 

アイスタイルの採用

同社は連結で、約1,000名もの社員数がおります。

その中で、同社のエンジニア数は公表されておりません。

ですが、IT企業であることから、全従業員の半分近くはエンジニアが占めるのでは、と想定されます。

 

実際に、会社の採用サイトを見ると、このように様々なエンジニア職種を募集しています。

https://recruit.istyle.co.jp/career/

このサイトから直接の応募もできますが、より合格確率をあげるには、以下のエージェントに相談した上で、応募することがオススメです。

無料なので、是非お気軽に利用してみてください。

・パーソルキャリア

 

なぜ2019-2020年に株価が大きく下落したのか

同社は2019-2020年にかけて、株価が大きく下落しました。
この要因を、同社の菅原CFOは次のように語っています。

「15年に当社では4カ年の中期計画を立てました。1~2年目にかけては好調でしたが、その後が計画通りにいかなくなりました。
4年目、改善が見られ、もう少し攻めていこうとしたタイミングでコロナ禍に入ってしまったんです。」

「香港に出店していましたからね。ちなみに株価下落の理由はもう一つあります。
20年1月に満を持して原宿駅前に旗艦店「@cosme TOKYO」をオープンしたのですが、
その2カ月後にコロナ禍に突入し、インバウンドをはじめとする人の流れがストップしてしまい大きな打撃を受けました。」

「そして海外では複数のM&Aを行った後でしたので、当時は財務的にどのように安定させるのか、というのが悩みでした。
海外事業の多くは売却するなどして、一気に畳むことにしました。
コロナ禍前から銀行融資もかなり活用したのですが、コロナ禍でメインバンクを入れ替えることになり、まるで上場審査のような本店による審査が実施されました。」

 

つまり、リアル店舗の出店を国内・海外で重ねていた際に、運悪くコロナが来てしまったというわけです。

リアル店舗は固定資産を多く抱えるため、収益が見込めない店舗は減損損失が相次ぎました。

 

アイスタイル×Amazonの資本業務提携の真相

2022年8月15日、多くの方が驚くニュースがありました。
アイスタイルが、Amazonと業務提携に加えて、新株予約権付社債を発行して資本提携する、という内容です。

アマゾンが他社と業務提携する事は度々ありますが、今回のように資本まで投入しての業務提携はかなり珍しいです。
それだけアマゾンが、この提携を本腰を入れていることの現れといえます。

しかし、ここでは世間に出ているニュースでは語られていないポイントを踏まえ、両社にはどのような真意があるかを説明いたします。

・アイスタイル側の事情

大きく2点あると言えます。

1.売り上げが成長鈍化。利益もここ数年低迷のため、起爆剤が欲しかった。

以下は、売上および営業利益の年別推移です。

過去は急激な成長をとげていましたが、FY18~FY22の売上はほぼ横ばいの状況です。

加えて、営業利益にいたっては、FY20から3期連続赤字です。

 

また、気になるのは営業利益率の低さです。

FY23の計画では、売上400億・営業利益5億目標ですが、利益率にするとわずか1.2%です。

これはかなり低い水準です。

 

こうした点から、現状を打破したいという考えは、少なからずあったと考えます。

 

 

2. 2022年10月に、銀行借り入れの一括返済60億円が迫っていたため。

個人的には、提携した根本要因はこちらだと考えます。

じつは、2022年10月に60億もの銀行融資一括返済があることは、意外と知られていません。

 

しかし、6月末のバランスシート(B/S)を見ると、現金残高が58億となっております。

ゆえに、もし今回の話がまとまらなかったら、経営的に非常に大変だった可能性があります。

 

・アマゾン側の事情

コスメ領域のシェアは、韓国系のECサイト「Qoo10」にだいぶ水を開けられており、挽回したい状況です。

 

アイスタイルの将来性は?

結論から言うと、やや不透明と言えます。

 

2022年7月時点、米国の金融引き締め策によって、世界のいくつかの大物経営者は、景気はこれから悪くなる、という見立てがなされています。

実際に既に2022年にインフレが進み、住宅価格や食品などの物価が上がり、消費者へネガティブな影響を与えています。

それらを皮切りに、景気全体が悪くなることを示唆しているのでしょう。

 

アイスタイルは「景気敏感業種」です。

ゆえに、この景気動向は十分に注視する必要があります。

 

 

【最後に】

今回のアイスタイル特集、いかがでしたでしょうか?

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