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エムスリーの株価が下落し続ける理由は?今後の将来性はあるのか

【はじめに】

まずは、エムスリーの株価チャートをご覧ください。

【短期(2022年~)】

【長期(直近5年間)】

株価ですが、こんな状況です。

  • 短期(2022年):横ばい。直近は下落傾向
  • 長期(5年間):コロナ禍で大きく上昇してから2021年以降に下落基調。

 

この株価がなかなか上がらない状況ですが、結論から言うと、下記3点が要因です。

  • 新型コロナバブルの終焉
  • 米国の金融緩和政策の終焉
  • 子会社上場による特別利益計上の反動

そうした点を踏まえて、以下の疑問をこのブログでは一気に解決いたします。ぜひ最後までお読みください。

  • 同社はなぜ、株価が下落しているのでしょうか?
  • そして今後の将来性はどうなのでしょうか?

 

ちなみに、2022年9月16日時点で、エムスリーの株を買うには、40万円もの多額の資金が必要となります

 

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【このブログの筆者ご紹介】

【目次】

 

エムスリーについて

エムスリーの企業情報

エムスリーは、2000年9月に設立されました。

もともとは、ソネット・エムスリーという社名であり、その名の通りソニーグループが現在も筆頭株主として、大きく関与しています。

連結での従業員は、9,384名もいます。

本社所在地 東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ
業種分類 サービス業
設立年月日 2000年
上場年月日 2004年
決算 3月末日
従業員数(連結) 連結9,384人

 

エムスリーの事業内容

エムスリーは、医療従事者向け情報サイト(MR君など)で、製薬会社の情報提供支援を展開しているのが、事業の柱です。

それを皮切りに、現在では以下大きく5つのセグメントを保有しています。

 

 

 

 

 

株価関連情報/株価チャート(2022年11月4日時点)

まずは、株価関連情報です。

(出典:株探)

まず、時価総額は2.7兆円もあります。

一方で、PERは株探では「-」となっていますが、Google Financeでみると57倍となっています。

以前に比べ大きく下がったとはいえ、競合に比べると、まだまだPERの期待値は高いと言えます。

 

また、配当もなぜか「-%」となっていますが、配当はでています。

ここ数年の配当推移は、以下グラフの通りとなります。

 

最後に、エムスリーの日々の出来高は、概ね日々の出来高が400万株前後、となっています。

人気銘柄のわりに、出来高はそこまで多くないのが、意外です。

 

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エムスリーの平均年収

エムスリーの平均年収は、会社四季報によると「901万円」との記載があります。

さすが、時価総額が大きい企業ゆえに、高い給与水準ですね。

 

一方で、従業員の口コミが閲覧できるサイト「openwork」というサイトがあります。

こちらでは、エムスリーの年収情報があります。

同サイトに投稿した従業員56人の平均年収は、「735万円」となっています。

大手企業としては平均的な水準と言えます。

 

なお、職種別・年齢別の平均年収は以下の通りです。

 

エムスリーの採用状況

 

同社は連結で、9,384名もの社員数がいます。

中途採用もグループ会社含め、積極的に行っているようです。

https://corporate.m3.com/recruit/

 

ちなみに、採用サイトから直接の応募もできますが、より合格確率をあげるには、以下のエージェントに相談した上で、応募することがオススメです。

無料なので、是非お気軽に利用してみてください。

 

・リクルートエージェント

・パーソルキャリア

(どちらも画像クリックすると、ページが開きます)

 

エムスリーの株価が2021年以降に下落している理由

結論から言うと、以下3点が理由です。

  1. 新型コロナバブルの終焉
  2. 米国の金融緩和政策の終焉
  3. 子会社上場による特別利益計上の反動

詳しく見ていきましょう。

 

1. 新型コロナバブルの終焉

下落の大きな理由の一つは、新型コロナによる特需対応が終わったためです。

直近の2022年度第2四半期の決算資料を見てみましょう。

キャリアソリューション、サイトソリューションのところを見ると、「前年同期にワクチン接種支援事業の貢献がピーク」とあります。

つまり、エムスリーはこの事業を受託していたため、売上が急増しましたが、コロナの鎮静化とともに売上も伸びなくなった、ということです。

 

株価もこれの影響で乱高下しました。

ですが、実はこの特需を除くと、エムスリーの株価は上昇基調であることが分かります。

具体的にチャートを見てみましょう。

 

同社が上場してから現在までのチャートは、このようになっております。

コロナ特需部分の乱高下がよく目立ちますね

 

このチャートに対し、特需部分を隠してみると・・・、
あら不思議、きれいな上昇基調のチャートになります。

2. 米国の金融緩和政策の終焉

これは、2021年終盤に「アメリカの金利利上げ観測に伴い、株式の魅力が相対的に減少、および景気悪化懸念」が巻き起こったからです。

つまり、エムスリー固有の問題ではなく、世界的なマクロ経済影響によるものです。

 

金利上昇により、消費者の財布のひもや、企業の雇用環境が悪化することが見込まれ、

そうした懸念が連鎖して、2022年大きく下落したわけです。

 

これにより、特にグロース銘柄と言われるIT企業を中心に、大規模な株価下落が世界的に起こりました。

エムスリーは、日本企業の中でもグロース銘柄の中心であり、この影響をモロに受けたというわけであります。

 

3. 子会社上場による特別利益計上の反動

図の通り、前期は中国子会社のIPOにより、特別利益が大きく計上されました。

その反動で、2022年は利益が小さく見えてしまう現象が起きています。

 

ただし、このIPOを除けば、当年度も事業成長の見込みとなっています。

 

エムスリーの将来性は?

個人的には、同社の将来性は「まだまだ非常にある」と考えます。

理由をいくつか以下で解説します。

 

営業コストのDX化&インターネット化

同社の決算説明資料にも毎回載っている有名なスライドですが、現状、製薬会社の営業コストの97%が「MR」に費やされています。

つまり、インターネットはまだたった3%しかない状況です。

合わせてDX化も進んでおりません。

 

また、実績として、国内のMR数は減少の一途をたどっています。

 

そんな状況に対し、DX化&インターネット化の市場規模は約1兆円あると、同社はとらえています。

これがまだまだ事業成長していける理由の一つになります。

医療現場のDX化

患者側から見た、これまでのクリニック診察は非常に手間のかかるプロセスでしたが、スライドのように改善余地は大きいと考えられます。

ここもまだまだ取り組みが進んでいない領域の一つです。

 

ホワイト・ジャック・プロジェクト

これまで同社は、発症後/病人をターゲットとしたビジネスを展開していましたが、今後の重点領域として「発症前/健常人」に向けたビジネスを始めています。

M&Aが上手

これも決算説明資料にも毎回載っていますが、同社はM&Aを常時検討・実行しています。

実際に、2022年に実行した案件だけで5件以上あります(詳細は下記URL)。

https://www.nihon-ma.co.jp/news/company/2413/

 

同社のように成長領域を見つけて、そこに対して自社で事業を立ち上げるだけではなく、M&Aで参入することは非常に有効です。

今後も同社の成長に大きく貢献することでしょう。

 

 

将来性に対する証券アナリストの見立て

また、同社には総勢12社もの証券アナリストがついておりますが、その中でレポートの一例をご紹介します。

SMBC日興証券では、投資判断を下記の点から「中立」としています。(2022年11月2日更新)

  • 新規事業(MR 活動 DX 化支援サービス)の成長が顕在化、自社採用拡大による業務委託費の減少が確認出来、ポジティブな印象。
  • 外資系製薬企業の一部で一過性の予算圧縮の動きがあり留意が必要だが、製薬企業 DX 自体の潜在需要は旺盛であり、需要の刈り取りが同社の成長機会となる。採用者数は増加傾向だが、会社想定をやや下回っている模様。
  • 製薬企業向けマーケティング支援では、川上需要(業務オペレーション、戦略立案支援)の取り込み、スペシャリティ医薬品に対応したサービス需要をいかに取り込めるかが競争軸になるが、エムスリーが先行し、相対優位にあるとの弊社の見方に変化はない。

エムスリーのリスク

同社の有価証券報告書では、主に下記リスクを上げています。

  • 各セグメントの医療面における、法規制等の改正による影響可能性。
  • 当社の筆頭株主であるソニーは、当社議決権の33.9%を所有する、当社の主要株主となっている。
    当社グループは現在、自主独立した経営を行っていますが、当社グループの業績は、主要株主たるソニーの今後の経営戦略の影響を受ける可能性がある。

 

エムスリーの格付けレーティング・目標株価

続いて、2022年6月以降の格付け状況です。

担当している証券会社数が多いこともあり、評価にはばらつきがあります。

野村のように買い推奨で株価も強気なところもあれば、メリルリンチのように売り推奨で株価低めの証券もあります。

ただ、全般的には良い評価がでているように見えます。

 

 

【最後に】

今回のエムスリー特集、いかがでしたでしょうか?

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