【はじめに】
まずは、マイクロ波化学の株価チャートをご覧ください。
【短期(2022年~)】
同社は2022年6月に上場したため、チャートの期間は全期間でも短めです。
結論から言うと、直近の株価上昇は以下の2つが要因です。
- 「業績の好調」
- 「大株主の持株比率低下」
そうした点を踏まえて、以下の疑問をこのブログでは一気に解決いたします。ぜひ最後までお読みください。
- マイクロ波化学って、そもそもどんな会社?
- 同社は直近、なぜ株価が上昇しているでしょうか?
- そして今後の将来性はどうなのでしょうか?
マイクロ波化学 Youtube動画のご紹介
ちなみに、2022年10月28日時点で、マイクロ波化学の株を買うには、11万円もの多額の資金が必要となります。
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【このブログの筆者ご紹介】
【目次】
- マイクロ波化学について
- なぜマイクロ波化学の株価は上昇傾向なのか?
- 第一四半期の決算が好調(今期は初の黒字化を目指している)
- ベンチャーキャピタル等の大株主の比率が減少
- マイクロ波化学の将来性は?
- マイクロ波化学の事業リスク
- 格付けレーティング・目標株価
- マイクロ波化学 Youtube動画のご紹介
マイクロ波化学について
マイクロ波化学の企業情報
設立は2007年と、グロース市場に上場する企業としては、そこまで新しい会社ではありません。
研究色の強い事業展開をしているため、博士号保有者を数多く抱えております。
本社所在地 | 大阪府吹田市山田丘2-1 フォトニクスセンター |
業種分類 | サービス業 |
設立年月日 | 2007年 |
上場年月日 | 2022年 |
決算 | 3月末日 |
従業員数(連結) | 55人 |
マイクロ波化学の事業内容
マイクロ波化学は、電子レンジなどに使われる「マイクロ波」を用いる製造プロセスを開発しています。
電子レンジのように、内から対象物を熱するので、効率的であり、環境に良いことがメリットです。
エネルギーの伝達手段でしかないがゆえに、医薬品から燃料まで、幅広く利用することができます。
同社は、このマイクロ波プロセスについて、世界発の工業化・大型化に成功しました。
それを技術プラットフォーム化することで、顧客へ売り出しています。
元々は大阪大学発の企業であり、他の企業と共同開発をする機会が多いです。
株価関連情報/株価チャート(2022年11月1日時点)
まずは、株価関連情報です。
まず、時価総額は196億円あります。
そして、PERはなんと驚異の436倍と、かなり高い水準です。
また、最近の同社は「出来高の多さ」が際立っています。
株価が大きく上昇した2022年10月以降、日々の出来高が1,000万株近くとなっています。
11月1日のグロース市場の出来高ランキングでも、第2位にランクインしています。
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マイクロ波化学の平均年収
同社の平均年収は、会社四季報によると「594万円」との記載があります。
マイクロ波化学の採用状況
同社は連結で、55名もの社員数がいます。
中途採用もグループ会社含め、積極的に行っているようです。
https://hrmos.co/pages/mwcc/jobs
ちなみに採用サイトから直接の応募もできますが、より合格確率をあげるには、以下のエージェントに相談した上で、応募することがオススメです。
無料なので、是非お気軽に利用してみてください。
・パーソルキャリア
(どちらも画像クリックすると、ページが開きます)
なぜマイクロ波化学の株価は上昇傾向なのか?
結論からいうと、株価が上昇の理由は下記2点です。
- 第一四半期の決算が好調。今期は初の黒字化を目指している。
- ベンチャーキャピタル等の大株主の比率が減少
1. 第一四半期の決算が好調(今期は初の黒字化を目指している)
マイクロ波化学のここ数年間の業績は、このようになっています。
2023年3月期=今期は、売上の成長率もさることながら、3年ぶりに黒字化する点がなによりインパクト大でしょう。
社長のインタビュー曰く、「研究開発フェーズであったものが進捗し、成長ステージに入りつつある」とのことです。
また、今期の実績も第1四半期(1Q)決算を見る限り、好調な進捗を見せております。
KPIも順調です。
案件総数は、通期計画に対する実績が1Qにも関わらず、進捗率は59.6%と好調です。
ちなみにですが、業績が好調と言えば、同じグロース市場に上場する「M&A総合研究所」の業績がすごいです。
以下の記事で特集しているので、ぜひこちらもご覧ください。
2.ベンチャーキャピタル等の大株主の比率が減少
こちらが上場時の大株主の構成です。
ベンチャーキャピタルが多いですね。
ですが、2022年9-11月に相次いで、大株主の保有割合の減少が報告されました。
投資家からみると、これは良い話です。
というのも、VCは未上場時の低い株価の時に投資し、上場して株価が高くなったら売ることで、利ざやを稼いでいます。
ゆえに、VCは必ずどこかで「株を売る」ことになります。
例として、第3位株主のINCJは、このようなプレスリリースを発表しております。
大株主のUTEC、ジャフコも、全株ではないもの保有比率が減少した旨が発表されていました。
今回のようにVCが大株主だと、売却時に大きな売り圧力がかかりますが、売却完了により今後の売り圧力がほとんど無くなりました。
10月の急上昇も、この要因が大きいのではと考えられます。
マイクロ波化学の将来性は?
一言でいうと、将来性は「ものすごく高い」です。
その理由は、以下の2点からです。
- 取り扱う市場規模がとにかく大きい
- 脱炭素(カーボンニュートラル)への注目が大きい
以下で詳しくご説明します。
1. 取り扱う市場規模がとにかく大きい
化学産業はとにかく市場規模が大きいです。
- 全世界では416兆円
- うち、同社がターゲットの設備投資で23兆円、研究開発分野で13兆円
現状は年間売上11億円ほどの小さい同社ですが、この市場規模を見ると、成長の余地が多分にあることがうかがえます。
2. 脱炭素(カーボンニュートラル)への注目が大きい
同社が相手にしている化学業界は長年の間、大きな変化が無かった業界と言われております。
そんな中で、全産業で求められている「脱炭素(カーボンニュートラル)」は、化学業界にとって大きな課題となっています。
マイクロ波化学は、そんな脱炭素社会に向けて、強力な支援ができる事業をもっていることは非常に強みです。
実際に、現在新規で引き合いのある案件の多くは、カーボンニュートラル案件であると、同社社長も言っています。
この分野の事業発展は、今後ますます期待できるでしょう。
マイクロ波化学のリスク
マイクロ波化学は、自社が把握しているリスク情報をホームページで公表しています。
とはいえ、下記のように想定の範囲内の内容ばかりのため、あまり心配はいらないかと思います。
マイクロ波化学の格付けレーティング・目標株価
現在は上場したばかり、かつ時価総額があまり大きくないことから、証券会社のレーティングはされておりません。
今後に期待です。
【最後に】
今回のマイクロ波化学特集、いかがでしたでしょうか?
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