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単元未満株(ミニ株)でも株主優待は貰える?おすすめの証券会社も3社紹介!

はじめに

上場企業の株を保有していると、企業から商品やクーポン券が送られてくることがあります。いわゆる、株主優待というものです。株主優待を目当てにして、株式投資をする人もいます。

株主優待に対して、以下のような疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。

「少ない投資額でも株主優待は貰えるの?」

「少ない投資額で株主優待を送ってくれる企業は?」

「株主優待狙いでおすすめの証券会社はどこ?」

単元未満株(ミニ株)を活用すれば、少ない投資額でも株主優待を貰うことが可能です。

この記事では、単元未満株(ミニ株)を活用して株主優待を貰う方法や、おすすめの証券会社・銘柄(企業)も解説しています。少しでも気になる方は、是非とも参考にしていただけたら幸いです。

 

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目次

単元未満株(ミニ株)とは?

単元未満株を購入して株主優待を貰う際の注意点4つ

持っている株数により株主優待内容が変化することも

自分の保有株数で株主優待が受けられるかは事前に必ず確認

株主優待の内容は必ず確認

目当ての株は早めに購入しておく

単元未満株を購入できるおすすめの証券会社3選!

- いちかぶ(LINE証券)
- ネオモバ(SBIネオモバイル証券)
- ワン株(マネックス証券)

1株から株主優待が貰えるおすすめ銘柄3選!

- 京セラ
- アスクル
- 上新電機

株主優待は単元未満株でも貰える!

単元未満株(ミニ株)とは?

通常の株式投資では、単元株(100株)ごとでしか銘柄を購入できません。単元未満株とは、その名の通り単元未満の株を指し、ミニ株とも言われています。

例えば1株1,000円の企業があったとしましょう。通常の最低購入金額だと、1,000円×100株(単元株)=100,000円となり、10万円払わなければ購入できません。

しかし単元未満株で購入した場合、1,000円×1株(単元未満株)=1,000円となり、1,000円払えば購入できるのです。

少額から購入可能となるので、リスクを伴わずに済むこともあり、投資初心者の入り口としても最適です。また1株から株主優待を受け取れる銘柄もあり、株主優待目的として購入することもできます。

ただ、1株から株主優待を受け取ることができる銘柄は、ほんのわずかしかありません。

単元未満株を購入して株主優待を貰う際の注意点4つ

「単元未満株を購入して、株主優待を貰いたい」と考えている際の注意点が4つあります。

  • 持っている株数により株主優待内容が変化することも
  • 自分の保有株数で株主優待が受けられるかは事前に必ず確認
  • 株主優待の内容は必ず確認
  • 目当ての株は早めに購入しておく

1つずつ見ていきましょう。

持っている株数により株主優待内容が変化することも

株主優待は、持っている株数によって優待内容が変わる場合もあります。特に、1株以上(単元未満株)と100株以上(単元株)で優待内容が異なるケースが多いです。

1株から株主優待を出している企業もありますが、それ以前に、保有株数で優待内容は異なるということを覚えておきましょう。

自分の保有株数で株主優待が受けられるかは事前に必ず確認

欲しい優待があったとして、その企業の株を買っても保有株数が足りない場合、株主優待を受け取ることはできません。

保有株数の定義は企業によって様々です。ましてや、保有株数で優待内容が変わることもあります。購入する前は、何株から優待を受けられるのか必ず確認しておきましょう。

株主優待の内容は必ず確認

株主優待目的で株を購入する場合、保有株数だけでなく、株主優待自体の内容も確認する必要があります。自分にとって必要のない優待を貰ったとしても、意味がありません。

株主優待を使わないのであれば、そもそも貰う必要がないからです。特に1株購入するだけで株主優待を受け取れるといったケースでも、自分にとって本当に必要かどうか判断することが大切です。

目当ての株は早めに購入しておく

株主優待を貰うには、企業ごとに定める「割当基準日」までに、決められた株数を保有している必要があります。人気の優待株は基準日にかけて株価が上昇しやすい、といった特徴を持ちます。

ですので、株主優待を目的として株を購入する場合、早めに購入しておくのが最善策でしょう。

単元未満株を購入できるおすすめの証券会社3選!

ここからは、1株(単元未満株)から購入できる証券会社で、おすすめしたい3社を紹介していきます。

  • いちかぶ(LINE証券)
  • ネオモバ(SBIネオモバイル証券)
  • ワン株(マネックス証券)

1つずつ見ていきましょう。

「いちかぶ(LINE証券)」

引用元:いちかぶ(単元未満株) | LINE証券 (line-sec.co.jp)

いちかぶはLINE証券が運営しており、1株数百円から気軽に投資できます。LINEアプリから操作できるので、操作性も抜群です。

平日は夜の21時まで取引ができ、仕事終わりでも落ち着いて銘柄選びができるでしょう。

「LINE pay」を利用した入出金や、「LINE ポイント」を活用した投資もできるため、LINEをよく利用する方に是非ともおすすめしたい証券会社です。

初めて投資をする方のために、AIチャットでサポートしてくれるサービスもあるので、敷居は高くありません。

「ネオモバ(SBIネオモバイル証券)」

引用元:Tポイントでのポイント投資はSBIネオモバイル証券|ネオモバ (sbineomobile.co.jp)

ネオモバの最大の特徴は、Tポイントを投資に活用できる点です。手数料も月額制となっており、国内株式約定代金の合計額が50万円以下であれば、手数料は220円(税込)のみです。

取引を継続しておこなっている場合、毎月Tポイントを200ポイント貰えます。つまり220円の手数料に200ポイントを使えば、毎月の手数料は実質20円になるのです。

もちろん1株から株を購入できるので、株主優待を1株から発行している銘柄があれば、株主優待を受け取ることも可能です。

「ワン株(マネックス証券)」

引用元:ワン株(単元未満株) | 商品・サービス | マネックス証券 (monex.co.jp)

ワン株はマネックス証券が運営しており、1株から取引できるので、はとんどの銘柄が1万円以内で購入可能となっています。

外国株式の取扱いも豊富なため、分散投資したい方にも適している証券会社です。100円からの積立サービスもあるため、投資以外の目的の人も利用しやすくなっています。

マネックス証券と提携している、スマホアプリferci(フェルシー)を利用することで、投資について具体的に学ぶこともできます。これから投資を始める方にも、おすすめのアプリです。

1株から株主優待が貰えるおすすめ銘柄3選!

ここからは、1株から株主優待を貰えるおすすめの銘柄を3つ紹介していきます。

  • 京セラ
  • アスクル
  • 上新電機

1つずつ見ていきましょう。

京セラ

京セラは1959年に設立された電気機器メーカーであり、グループ企業は200社以上あります。本社は京都府京都市にあり、創業者の稲盛和夫さんも非常に有名です。

株主優待では、優待用のカタログに掲載されている商品を、特別価格で購入できる権利が貰えます。京セラの製品以外も掲載されており、ホテルなどの宿泊サービスも対象内です。

アスクル

アスクルは1993年にプラス株式会社アスクル事業部として、事業を開始したのが始まりです。事務用品を中心とした通信販売の他に、インターネット通販サイト「LOHACO」も運営しています。

株主優待では、1,000円分のLOHACO割引クーポンを受け取れます。LOHACOでは色々なジャンルの商品を販売しており、LOHACOの独自ブランドサービスを提供しているのも、魅力の1つでしょう。

上新電機

上新電機は1950年に設立された企業であり、展開する電気店「Joshin」が有名です。Joshinでは家電製品全般を取り扱っている他、玩具店の取扱いをメインとした「キッズランド」も店内にあります。

株主優待では、買物優待券を貰えます。1株以上100株未満の場合、200円相当の優待券を25枚貰うことができ、2,000円以上の買物で1枚ずつ使える仕組みです。

株主優待は単元未満株でも貰える!

株主優待は単元未満株(ミニ株)でも貰うことが可能です。株主優待目当てで銘柄を購入するのであれば、保有株数や優待内容は必ずチェックしておきましょう。

まずはコツコツと、特定銘柄の単元未満株(ミニ株)を購入し続けることで、単元株(100株)まで増やすことも可能です。この記事が少しでも参考になったなら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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