投資分析手法

ナンピン買いのメリット・デメリットとは?

目次

  • はじめに
  • ナンピン買いの主なメリットは3つ!
    • 平均購入単価を下げることができる
    • ナンピン買い後に株価が上昇すると大きな利益になる
    • 誰でも簡単に行うことができる
  • ナンピン買いの主なデメリットは3つ!
    • 大きな損失になってしまう可能性がある
    • 1つの銘柄に集中投資しがちになる
    • 借金をして投資する可能性がある
  • まとめ

はじめに

株式投資やFXなどの投資には様々な手法がありますが、「ナンピン買い」は代表的な投資手法の1つです。

ナンピン買いを行うことによって平均購入単価を下げることができます。

ナンピンとは、漢字にすると「難平」と書き、
「難」は損のことを指し、「難を均す」ことから、難平と書き、株式投資の世界では平均取得単価を引き下げる意味です。

誰でも簡単に行うことができ、多くの投資家が利用しているナンピン買いですが、皆さんはナンピン買いのメリットやデメリットについてしっかり理解しているでしょうか?

そこで、今回はナンピン買いのメリットやデメリットについて説明します。わかりやすく説明しますのでぜひ最後まで読んでくださいね。

 

ナンピン買いの主なメリットは3つ!

ナンピン買いには様々なメリットがありますが主なメリットは3つに集約されます。

  1. 平均購入単価を下げることができる
  2. ナンピン買い後に株価が上昇すると大きな利益になる
  3. 誰でも簡単にできる

ナンピン買いのそれぞれのメリットについてわかりやすく説明しますね。

1.平均購入単価を下げることができる

ナンピン買いの最大のメリットは、平均購入単価を下げられることです。

具体例で説明していきますね。例えば1株1,000円の時に100万円、投資したとします。買える株数は、以下のようになります。

・100万円÷1,000円= 1,000株

もし、その後、株価が500円になってしまうと、当然ですが、評価額は半分の50万円になってしまいますよね?

このタイミングで、当初購入した金額と同じ100万円を投資したとしましょう。

今回買える株数は以下のようになります。

・100万円÷500円= 2,000株

同じ投資金額で倍の株数を買うことができました。

では平均購入単価はどのようになるのでしょうか?

当初購入した時点での平均購入単価は当然ですが1,000円です。

しかし、株から500円になったタイミングで同じ金額を投資すると平均購入単価は以下のようになります。

・200万円÷ 3,000株= 666円

平均購入単価を約666円まで下げることができるので、株価が1,000円まで戻らなくても株価が666円まで戻れば投資元金を回復させることができます。

このように、平均購入単価を下げられるのは、ナンピン買いの最大のメリットになるのです。

2.ナンピン買い後に株価が上昇すると大きな利益になる

ナンピン買いによって、平均購入単価を下げ、損失を取り戻すのを早くできるメリットもあります。
ですが、それ以上にナンピン買い後に株価が上昇すると大きな利益になることも、ナンピン買いのメリットの1つでしょう。

例えば、先程出したケースの場合、株価が500円まで下がりその後1,000円まで上昇した場合、評価金額はいくらになるのでしょうか?

・3,000株× 1000円= 300万円

になります。投資金額は200万円なので100万円の利益がでました。

このように、ナンピン買いを実施した後に株価が大きく上昇すると、ナンピン買いをしなかった時よりも大きな利益を出すことができるのです。

大きな利益を出せることも、ナンピン買いを行うメリットになるのではないでしょうか。

3.誰でも簡単にできる

株式投資やFXの投資手法には様々な手法があります。

中には非常に効果が高い投資手法もありますが、難しい投資手法が多いことも事実です。

例えば、短期の株価や為替の動きを読むのに有効なテクニカル分析の場合、様々なテクニカル指標の使い方を覚えなければなりません。

また、テクニカル指標について理解できても、ある程度の経験がなければうまく使いこなすことはできないでしょう。

しかし、ナンピン買いの場合、単純に株価が下がったときに追加で購入するだけなので誰でも行うことができます。

誰でも簡単に行えるのは、ナンピン買いの大きなメリットの1つといえるでしょう。

 

ナンピン買いの主なデメリットは3つ!

ナンピン買いには様々なメリットがありますが、当然ですがデメリットもあります。ナンピン買いの主なデメリットは3つに集約されます。

  1. 大きな損失になってしまう可能性がある
  2. 1つの銘柄に集中投資しがちになる
  3. 借金をして投資する可能性がある

ナンピン買いのそれぞれのデメリットについてわかりやすく説明しますね。

1.大きな損失になってしまう可能性がある

ナンピン買いは、うまくいけば大きな利益につながりますが、逆にナンピン買いを行った後もさらに株価が下落すると大きな損失になってしまいます。

必ず利益が出るといった保証はなく、更なる損失拡大につながってしまう可能性があるのはナンピン買いの最大のデメリットでしょう。

2.1つの銘柄に集中投資しがちになる

ナンピン買いは簡単に行えますが、集中投資になりがちです。

投資の基本はあくまでも「長期分散投資」です。長期分散投資とは、株式や債券、不動産など値動きが違う投資資産に分散して、長期間投資を行うことです。

値動きの違う資産に分散して投資することによって、1つの資産が値下がりしても他の資産で補うことができます。

また、株式や債券などの投資資産は、長期間保有すればするほど安定する傾向にありますので、長期分散投資はリスクを抑えるのに役に立つのです。

長期分散投資の効果を表したグラフを載せておきましたので、ぜひ参考にしてください。

出所: https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/knowledge/basic/index.html

 

このように長期分散投資をおこなうことによって投資のリスクを回避・軽減させることができるのです。

しかし、ナンピン買いを行うと1つの銘柄に集中投資することになりますので、分散投資を行うことができなくなってしまいがちになります。

ナンピン買いを行うと最も利益の出しやすい長期分散投資がおざなりになってしまう可能性があるのは、ナンピン買いの大きなデメリットといえるのではないでしょうか。

3.借金をして投資する可能性がある

ナンピン買いは、株価が反転すれば、早く損失を解消し大きな利益につながる投資手法です。

早く株価が反転すると大きな効果があるため、ナンピン買いは大きな資金で行いがちになります。

大きな資金でナンピン買いを行えば、それだけ大きな利益につながるからです。

もちろん、自己資金の中でナンピン買いを行う分にはあまり問題では無いかもしれませんが、投資家の中には借金をしてナンピン買いに回す人もいます。

借金をしてナンピン買いに回してしまうと万が一、株価が長期間戻らないことになると大変なことになってしまいます。

なぜなら、株価が戻るまで借金の返済に困ってしまいますし、もし消費者金融など金利が高い金融機関でお金を借りた場合、株価が戻るまで大きな利息を支払わなければならなくなってしまうからです。

ナンピン買いは効果が高いので、熱くなりやすい投資手法ですが、借金をしてナンピン買いに回すといったことは絶対にやめるようにしましょう。

 

まとめ

今回は、代表的な投資手法であるナンピン買いのメリットやデメリットについて説明しました。

ナンピン買いは誰にでも行うことができ、非常に効果が高いため、多くの投資家に愛されている投資手法です。

しかし、当然ですが、ナンピン買いにもデメリットがあり、あまりにもナンピン買いに固執してしまうと大きな損につながりかねません。

ぜひ今回の記事を参考にしていただき、ナンピン買いのメリットとデメリットをよく比較した上で実行していただければ幸いです。

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