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新卒でベンチャー/スタートアップはやめとけ?それとも良かった?入社後に後悔しないためのリスク把握

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【はじめに・こんな疑問/お悩みありませんか?】

「就職/転職するなら、大企業vsベンチャー(スタートアップ)、どちらが良いの?」
という議論、聞いたことありますよね?

私は大企業、ベンチャー/スタートアップ、どちらでも勤務経験がありかつ、採用する側の立場にもいたので、この議論に対しては明確な意見があります。(現在はベンチャー/スタートアップ企業で勤務しています)

そこで少しでも悩んでいる方の参考になるかと思い、私なりの考えを発信していきます。

本記事でわかること

  • 新卒でベンチャーを選んで後悔しない心構え
  • ベンチャーと大企業の違い
  • 自分がどちらを選べばいいかの判断基準

まず、"企業"に目を向ける前に、まず"自分"に目を向けるべきです。

言い換えれば、まずは自己分析をしっかりするべきということ。

「そんなこと分かっているよ!」という声が聞こえてきそうですが、本当にそうでしょうか?

私は多くの方が、ここをすっ飛ばして感情に任せた判断をしがちだと感じています。

 

本当にこの手順を踏まないと、自分の考えがブレること必至です。

初めて就職する人であれば、なおさらです。

自分に対する観察が甘い状態で、企業ばかりに目を向けても、そもそも選考を通過できません。

なぜなら自分のことをちゃんと説明できない人を、企業は採用したいと思わないからです。

また、仮にどこかの企業へ運よく入社できても、「本当にこれで良かったの?」と、日々迷いが生まれ、後悔することにもなりかねません。

就職・転職で大企業かベンチャーで悩む前になによりも

「自分がどうありたいか」

これを強く自問自答していくことが第一になります。

とはいえ、自己分析は1人で完結するのは限界があるため、エージェントに相談することをオススメします。

なぜなら社会人として働いた事が無い人に、社会人としてのことを漏れなく考える事を出来る人はいないからです。

 

このブログでは、上記が出来たうえで「じゃあどうしていくべきか」を考えるための記事となっています。

以下で詳しくご説明します。

 

【このブログの筆者ご紹介】

グロースさん

多くの人の採用に関わってきました

  • 起業家の立場(社員の採用と雇用経験)
  • 採用担当の立場(2社で採用担当経験)
  • 採用仲介の立場(人材紹介事業立ち上げとエージェント業務経験)

様々なタイプの企業で働いてきました

  • 時価総額TOP10に入る、日本の某有名企業
  • 世界各地で展開している外資系企業
  • 成長著しいベンチャー企業
  • 起業

【目次】

 

 

自己分析ができた後の企業選び 基本は大企業がおすすめ

 

ここからは「自己分析が出来た」前提に立ったものとしてお話ししていきます。

まず、大企業とベンチャーどちらも選べるなら、基本的には多くの人にとっては、大企業がオススメです。

それには大きくわけて2つの理由がありますので、解説していきます。

 

1.相対的にメリットが多いから

相対的に見たときに、大企業にはこんな「メリット」があります。
(これはベンチャー企業のデメリットの裏返し、として説明できます)

大企業を選ぶメリット

  • 給料が良い
  • 福利厚生が良い
  • 住宅手当や社宅がある企業も多い
  • 会社が安定している
  • ホワイトな会社が多い

これらを見た時に強く惹かれる方は、基本大企業がオススメです。

加えて、アンケート調査で、企業選びで最も注目するポイントについて、以下の結果があります。

(出典:PRTIMES|マイナビ

さまざまなニーズの中でも注目して欲しいのが次の二つ。

  • 福利厚生制度が充実している
  • 企業経営が安定している

大企業とベンチャー企業では、この2点の差は極めて大きいです。

まだまだ多くのベンチャーでは福利厚生や経営の安定度は大企業には適いません。(最近は変わりつつはありますが)

本人は「ベンチャーでとにかく成長したい!」と思っていても、一方で、高い給料や会社の安定を重要視する人はその両立は困難です。

手厚い福利厚生と安定性を求めるのなら、潔く大企業へ行きましょう。

2.将来への潰しが効く

もう一つ、多くの人に大企業をオススメする理由があります。

それは「潰しが効く」という点です。

大卒でも、MARCHより、東大/京大卒が就職で引く手あまたです。

それと同様に、誰もが知っている大企業に就職すると、その後転職する時にプラスで見られる可能性が高いです。
(ちなみに私は大学はMARCHのどこかです。)

この「潰しが効く」作戦は、キャリアが浅い若いうちしか使えません。

就職先に迷っているのであればこの作戦を使い、まずは大企業へ入るのがおススメです。

例外的にベンチャー/スタートアップを推すケース3つ

ここまで大企業推しで書きましたが、そうはいってもベンチャーの方がハマる人もいます。

そのパターンを以下で紹介します。

例外1:自分が大好きな事が仕事にできる場合

好きこそものの上手なれという言葉があります。

「仕事が好きで好きで仕方がない」という方はベンチャーに向いています。

イメージとしては、ディズニーが大好きな人が、ウォルトディズニーで働くみたいなものです。

こういう状況は言うまでもなく、やる気がでますよね。

例外2:企業理念/ミッション/ビジョンに強く共感した場合

大企業の企業理念/ミッション/ビジョンは、正直どれもありきたりです。

一方で、創業者が社長であるベンチャー/スタートアップ企業は、このミッション/ビジョンに「非常に」重きを置いています。
最重要項目の一つと言えます。

一例ですが、私は24歳の時にソフトバンクへ転職をしました。
転職するきっかけは、会社説明会での孫さんのプレゼンテーションです。

当時から「情報革命で人々を幸せに」という企業理念を掲げており、自身で考えたこの理念を熱意を持って伝えていた姿に感銘をうけました。
それをきっかけにソフトバンクに興味を持ち、入社しました。

例外3:ユニコーン企業になり得るベンチャー/スタートアップに出会った場合

メルカリ

これは企業だけにフォーカスした観点となります。

そもそも、ユニコーン企業とは、「株式上場時の時価総額が1,000億円を超える企業」のことをさします。

最近の具体例では、メルカリ、freee、ビジョナル(ビズリーチ)、などが当てはまります。

なぜユニコーン企業がよいのかですが

  • 給料や福利厚生が大企業と同等かそれ以上
  • 会社の成長を目の当たりにできる
  • 優秀な社員が多い

といった特徴があるからです。

こうしたユニコーン企業は、後になればなるほど入社選考難易度が高まります。

ゆえに「この会社はユニコーンになるであろう!」という会社を早めに知ったら、チャレンジするのはアリです。

ポイントをまとめますと、ベンチャー/スタートアップ企業に対して、「強烈に惹かれる何か」があるかどうかが、見分ける基準となり得ます。

ベンチャー/スタートアップは大きく2種類しかない

ここで是非知ってほしいポイントがあります。

ベンチャー/スタートアップ企業というのは、その企業の「成長性」が高いか、高くないか、の大きく2つに分かれます。

注意したいのは、後者に該当=成長性が低い企業も、世の中たくさんあります。

はっきり言って、それはベンチャー/スタートアップとは呼ばないです。

いわゆる「一般的な中小零細企業」です。

一般的な中小零細企業に入っても、以下の理由からおススメできません。

会社があまり成長しない=利益が少ない
利益が少ない=待遇も良くならない

成長性ある/ないをどうやって知るか?

主に以下の方法があります。

成長性を知るには

  • 会社ホームページやプレスリリースを見る
  • ベンチャー/スタートアップのニュースを見る
  • ベンチャーキャピタリストなどのtwitterを見る
  • 面接で聞く

ただし、ベンチャー企業の多くは株式上場していないです(=未上場)。

未上場企業は、決算資料の開示義務がないため、積極的に開示していない限り、外部からは財務状況は分かりません。

ゆえに、面接では売上や利益がどのくらい成長しているか(前年比で)は、必ず聞いた方が良いです。

なお、売上や利益の「絶対額」がわかることに越したことないですが、最近は大型資金調達による先行投資で、赤字を出している企業も多く、赤字=ダメというわけではないです。

この辺の判断は難しいですが、売上や利益の絶対額よりも「成長率」が大事です。

なぜなら、先行投資による赤字も、成長率をより伸ばすためにやっていることだからです。

ベンチャー/スタートアップと大企業の決定的な違い

そもそも、大企業とベンチャー/スタートアップで働くことは、待遇面以外でどんな違いがあるのでしょうか。

大きく以下3点です。

  1. 社長が雇われか、オーナーか
  2. トップとの距離が近い(メリデメ両方ある)
  3. リソースが限定的

1.社長が雇われか、創業オーナーか

大企業の場合

銀行や総合商社などが典型例ですが、ある程度の周期で社長は交代します。
また、ほとんどの社長は大株主でもない、いわゆるサラリーマンからの叩き上げです。

ベンチャー/スタートアップの場合

ほぼ100%、創業者=社長=筆頭株主です。
ゆえに、会社の役職的にも、株主の立場でも最強の状態です。

かつ会社のステージにもよりますが、株主があまり分散しておらず、場合によっては社長が100%株を持っている場合もあります。

2.トップとの距離が近い

大企業の場合

新卒や若い社員が大企業の社長と関わる事はまずありません。
関わったとしても、ビー何かの備品を用意するなど、テレビ局でいうAD的な役割にとどまります。

ベンチャー/スタートアップの場合

従業員数にもよりますが、社長が同じフロアや近くの席にいるだけではなく、定期的に同じミーティングをしたりします。

社長と対話することも珍しくありません。

ただし、これはメリットデメリットどちらもあります。

メリット

若くても会社トップの考えや仕事ぶりを間近で見れる、と言うのはプラスになります。

デメリット

容赦のないダメ出しや、難易度の高い依頼が来たりすることもあり、経験値が浅い若手にとってはきつい場合もあります。

3.リソースが限定的

大企業の場合

各部門で予算は決まっているものの、1数万円数十10,000円であれば誤差の範囲と捉える大企業も多いです。
また従業員も多いので業務の分担や、いろんな新しいことに費やせる人的リソースもあります。

ベンチャー/スタートアップの場合

ここが大企業と1番違うところだと個人的に思います。

まず「人的リソース」面です。
ベンチャー/スタートアップは、従業員1人1人の役割が非常に明確で、それぞれの働きぶり次第で、会社の成長性が変わります。

大企業にありがちな、仕事してないけど高給もらっているおじさんなどはおらず、若手から役員まで働きぶりが見えやすい環境です。

次に「資金」面です。
ベンチャー/スタートアップは、基本的に資金にシビアであり、ゆとりがない企業も多いです。

いわゆる成長ステージの初期段階にある、シード〜アーリーステージの企業は赤字が多く、1年おきに資金調達をして資金をつないで、成長していきます。

また、ミドル〜アーリーステージになると、資金繰りはやや余裕がでてきますが、株式上場準備に伴い予算制約が出てきます。

そのため、計画された施策以外は資金を使いにくい状況となります。

ベンチャー入社後に後悔する主な理由(注意:もちろん人によります)

ベンチャー企業に入社したものの、入ってから後悔するケースを割とよく耳にします。

それはどんな要因があるのか、実体験も踏まえて以下でご紹介します。

 

①【業務面】

思っていたより活躍できない・成果が出せない

大企業で活躍するスキルとベンチャーで活躍するスキルは全く異なります。

ベンチャーは高い成果を求められる世界です。

大企業よりも少なく限られた経営リソースで成果を出さなければならないです。

そして当然成果は一人一人の能力やモチベーションの高さに依存します。

自分がやりたい業務ができない

自分がやりたい業務があるのなら、大手企業で自分の役割分担や業務内容がしっかりと決められた会社にしておくべきです。

ベンチャーは大手企業と比べ、業務の幅が広く様々な経験をすることができますが、自分がやりたい業務だけができるわけではありません。

成長できず悩む

ベンチャーは年齢や役職関係なしに様々な業務に挑戦できますが、それは自発性が求められるということ。

行動→失敗→成功と確実に自発的に動いていける人でないと、成長は見込めません。

裁量権について悩む

ベンチャー企業では、1人ひとりに与えられる裁量が大きく個人の責任の幅が大きいです。

これをやりがいと感じられず、プレッシャーと感じる人は後悔する場合もあります。

なかなか出世できない

一つは、本人の実力不足が要因です。これはどんな会社でも共通することなので割愛します。

もう一つは、優秀な職務経歴を持つ中途入社組が、要職に就いている場合です。

これらの優秀な中途入社組が若く働き盛りの年齢だと、なかなかその座を明け渡してはくれないでしょう。

②【環境面】

もっとキラキラした・華やかな雰囲気だと思っていた

ベンチャー企業はテレビドラマなどで描かれることも多く、華やかな世界と憧れる人もいます。

しかし当然ながら甘い世界ではなく、とても厳しい世界です。

憧れだけでベンチャー企業に入社すると、痛い目を見ることになるでしょう。

世の中にもっとインパクトを与えられると思っていた

これは、大企業に比べて企業規模が小さいので、その分世の中に与えられるインパクトも小さくなります。

相当とがったサービスでない限り、この点は難しいです。

もちろん将来的に革新的な企業へと成長する可能性もないことはないですが。

③【給与待遇面】

給料が上がらない

一つは自分の成果不足が要因ですが、もう一つは会社の業績があまりよくないor積極投資している点です。

ベンチャーは成長段階の企業のため、経営基盤が不安定なのです。

軌道に乗って成長すれば、給料が大幅に上がる可能性はありますが、事業が安定していない段階では給料は上がらないものだと思っておきましょう。

長時間勤務分の残業代がもっと出ると思っていた

ベンチャー企業ならほぼどこも設定している「みなし残業代」という言葉を必ず知っておきましょう。

これは、一定の時間分の残業代をはじめから給料に含めて払っておくという制度ですが、このみなし残業代の弊害というものがあります。

通常、みなし残業時間が実際の労働時間より少ない場合には、残業代の差額分を支払う必要があるのですが、いろいろと理由を付けて残業代を支払わないベンチャーもあります。

将来的に企業が大きくなり、大きなリターンを得ることを期待して頑張っているので、この残業代の少なさについては黙認してしまう社員が多いのです。

忙しすぎて休めない

ベンチャーでも基本的に決まった休日があるものですが、毎日の残業や休日出勤は日常的な光景です。

業務が思うように進まない場合には穴埋めのため、休日出勤を余儀なくされる方も多いです。

また、周りの社員が休まないという中で自分だけが休むことをプレッシャーに感じ、休めないと後悔する人もいます。

④【人的面】

離職率が高い

まず前提として、ベンチャーはそういうものです。

ベンチャー企業の人材流動性はかなり高いので(2~3年いれば長い方)、採用してくれた人が入社した時にはいない、なんてざらです。

次に「IT企業ゆえにエンジニアの流動性が高い」という現象があります。

できるエンジニアはIT企業ならどこでも引く手あまたで、高い給料を求めて転職しやすいため、退職しやすいという傾向にあります。

人間関係がよくない

ベンチャーは新しい企業なので、さまざまな事が手探り状態で不安定です。

そのため人間関係でのトラブルを抱えるベンチャーもあります。

また、自己主張が強く個性的な社員が多くいるものなので、上手くなじめず人間関係の悩みに繋がる人もいます。

ベンチャー/スタートアップのデメリット

DeFi デメリット

大きく4点あります。

1. 社員教育に手が回らない

先に挙げたように、ベンチャー/スタートアップはリソースが限定されます。

その関連で人的にも時間的にも社内教育を十分に施す余裕がありません。

たまたま面倒見の良い上司に出会えたらラッキーですが、その可能性は低いと言えます。

そうしたことから、受け身な人には向かないです。

自分で学ぶ意欲があって、自ら動いていくという自主性が大事です。

2. 給与が安い(高い会社は高学歴で少数精鋭)

新卒に限らないですが、大企業に比べ給与は安いです。

大企業では当たり前に出る年2回のボーナスも、ベンチャーでは年俸制という名の下に、支給自体は珍しいです。

たまに決算賞与がありますが、金額は微々たるものです。

3. 時給単価が低い

給与が安い事にも関係しますが、大企業に比べて働く時間が長くなりがちなため、時給に換算するとさらに見劣りします。

毎月一定時間を超えれば、ブラック企業でなければ残業代はでます。

ですが、元々「みなし残業代」が設定されており、毎月一定時間内に残業が収まると、支給されないケースが大半です。

4. 福利厚生があまりない

皆さんが最もほしい福利厚生は、住宅手当だと思います。

ですが、住宅手当があるベンチャー/スタートアップは極めて稀です。

【比較表】大企業 vs ベンチャー/スタートアップを比べた結果

会社を選ぶうえで、重視したいポイントが色々とあると思います。

そこで、主なポイントについて、大企業 vs ベンチャー/スタートアップのどちらが優れているか、比較表を作ってみました。

それがこちらです。

 

意外な点としては、「やりがいのある業務」を求めてベンチャー/スタートアップに入る人もいますが、大企業でも結構やりがいある仕事はあります。

むしろ、新聞に載るような大きな仕事は大企業でなければできないため、「どんなやりがいを求めるか」を明確にした方が良いです。

 

ベンチャー/スタートアップ入社後に後悔/やめたいと思わないために

少なくとも、以下の3点をよく把握しておかないと、あとで激しく後悔すること必至です。

 

1. 自分が成長したいかどうか

企業が急成長しているゆえに、自分も急成長しないと、後からどんどん優秀な社員が入社してきて埋もれてしまいます。

そんなプロスポーツチームのような「切磋琢磨する環境が魅力的だ!」と思う人は、むしろ向いています。

2. 十分な下調べをする

会社からの情報公開が少ないからこそ、SNS、口コミサイト、商品/サービス、役員の略歴評判、など、徹底して調べるべきです。

※ただ、これは内定後でもできますので、繰り返しですがまずは自己分析が大事です。

3. ベンチャー/スタートアップに関する過度な幻想を抱かない

・ストックオプションを貰い多額の資産を築ける
→ よほど初期でない限り、若手でストックオプションをもらえる人はいません。
貰えたとしても数十万〜数百万円くらいの少額どまりです。

・キラキラしてて楽しそうなイメージ
→ 表面はキラキラしてても、働く時はシビアな会社は沢山あります。

ベンチャー/スタートアップに入って成功した例

ベンチャー/スタートアップは、成長しない、または失敗する企業が圧倒的に多いですが、その中でも非常にうまく行った例をご紹介します。

 

大学時代の友人で、大手外資系企業から、創業まもないSansanに転職した人がいます。

当時のSansanは、従業員数も20名前後、サービスもたしか「リンクナレッジ」(現在の法人向け名刺サービス「Sansan」に該当するもの)の一つだけでした。

完全にシードラウンドのベンチャー/スタートアップ企業です。

当時は名刺サービスを謳って幅広く展開している会社も無く、このビジネスが本当にスケールするのかは多くの人が懐疑的だったと思います。

しかし、その友人は事あるごとにSansanがやろうとしている事業内容を説明しており、私も何度か入社を誘われました。
(当時、寺田社長とも食事をしたこともありました)

その間にSansanは大型の資金調達を繰り返したり、新サービスを展開したりと、どんどん成長していきました。

結果、直近のSansanはこのような状況です。

  • 2019年の上場時は時価総額1,000億円を超えるユニコーン企業となった。
  • 年間250億円もの売上規模に成長

その友人は、現在も海外事業のCEOを担当しています。

その会社のミッションに強く共感し、当事者意識を持って自走できる人は、このように輝ける好例だと思います。

大企業に在籍し続けるデメリット/リスク

ここまで、ベンチャー/スタートアップの良い面や悪い面に触れてきました。

今までの情報で「やっぱり大企業がいいな」と思った人もいると思います。

そこで最後に、大企業の悪い点をたくさん挙げて終わりにします。

結論から言うと、大企業は「若いうちは最高」で、「中年以降は悪い面が目立つ」という感じです。

1. スキルが偏る/あまり身につかない

まず大企業は、業務が非常に細分化されていることが多いため、そこでの経験が別の会社で生かせるとは限りません。

一方で、ベンチャー/スタートアップ風では、1人1人のやるべき業務範囲は大企業より広く、それぞれの分野で多少なりとも専門性のある人が勤務しています。

そうした中で、大企業出身者がベンチャーへ転職する際、もしくは入社後に苦戦するケースがあります。

そもそも中途採用と言うのは企業規模に限らず、自身の専門性を活かして即戦力として入ると言うのが通常です。

ゆえに、「〇〇商事にいました」といった過去の看板を背負っていただけの形では、単純に給料が高い人とだけ捉えられ、採用側から受け入れられません。

2. 早期退職制度の普及

業績不振企業はもちろんですが、優良企業であっても近年は人材の若返りに向けた動きが盛んです。

民間企業への調査ではこんな結果がでています。

◆日本経済新聞

「2019年に早期・希望退職を実施した上場企業35社のうち、最終損益が黒字だった企業が約6割を占めた。」

◆東京商工リサーチ

2020年に約9,000社に調査したところ、上場企業を含む大企業の約2割が今後の検討を含め「早期退職・セカンドキャリア」制度を「導入する」と回答した。

また、以下は最近の早期退職制度の実施例です。

早期退職

  • 2022年1月 富士通:大規模なリストラ実施報道
  • 2021年12月 フジテレビ:社員の3割以上を占める50歳以上で早期退職募集
  • 2021年10月 ANA:2025年度末までに約9000人削減
  • 2021年10月 パナソニック:早期退職制度で1,000人以上が退職

大企業に勤務したときの最悪のケースは、たいしたスキルがつかないまま過ごしたが故に、中年になって早期退職制度でお払い箱として外に放り出される、と言う状態です。

また昔に比べると、転職が当たり前の時代ですが、それはしっかりとしたスキルや経験を持っている人のみ許される方法です。

上記にあげた点は、大企業でそのまま過ごすことでの最大のリスクです。

まとめ

まずは会社を知ることよりも、自分がどうありたいかが大事です

相対的にベンチャーは待遇も良くなく、リソースが限られますが、携われる業務の幅は広く権限も与えられやすいです。

やめておけばよかったと、あとで激しく後悔しないためにも、とにかくよく考えましょう!

別のブログでは、「女性が働くうえでどんな仕事が将来性があるのか?」を解説しています。是非こちらもご覧ください。

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