- 「NFT転売ってなに?」
- 「NFT転売で稼げるってほんと?」
- 「NFT転売のやり方を知りたいが、なんか難しそう…」
- 「NFT転売って違法??」
NFT転売で稼げると聞いて、あなたはこのような疑問をお持ちではないでしょうか。
NFT市場は2022年に入りさらに成長を続けていることから、NFT市場の成長の波にのり稼げる可能性が高いです。
本記事では、あなたの疑問が解決できるように解説していきます。
NFT転売に興味がある方は、実際に登録手続きを行いながら読み進めましょう。
なお、NFTを利用するには、海外の暗号資産取引所を利用する必要があります。
その前提として、海外取引所に資金移動するためには、国内の暗号資産取引所を開設する必要があります。
下記に、2大国内取引所をご紹介しております。是非この機会に開設してみてください。
・コインチェック
目次
NFT転売とは
NFT転売とは、「NFT作品を購入し、その金額より高く売却することで、差額の利益を稼ぐこと」です。
NFT転売では買い占めはおこなわず、今後価値が上がりそうなNFT作品を見極めて購入する投資方法のため、従来のゲーム機やチケットの買い占め転売とは、大きく異なります。
本記事で紹介する世界最大手のNFTマーケットプレイス「OpenSea」では、転売された際にクリエイターにもロイヤリティ(最大10%)が入る設定が可能です。
NFT作品が人気となり積極的に転売されることは、知名度UPや継続した収益につながるため、クリエイターを応援しているといえます。
「NFTの始め方」については、以下の記事で詳しく解説しています。是非ご覧ください。
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NFTって何?危険性が高い?NFTの始め方とその危険性を解説
続きを見る
NFT転売の稼ぎ方
NFT転売の稼ぎ方は次の2つです。
- NFTを安く買い、高く売る
- NFTを長期保有し、値上がりを待つ
順番に解説していきます。
安く買い、高く売る
ビジネスの基本である、「安く買い、高く売る」がNFT転売でも重要です。
いかに良いものを安く仕入れて、高く売るかを検討する必要があり、有名なクリエイターでも今ならNFT作品を安く販売している可能性があります。
こちらのNFT作品の場合、0.85ETHで買い8ETHで転売しています。
利益はおおよそ20万円。
このように未来の有名作品を安く購入しておけば、将来値上がりが期待できるでしょう。
NFTを長期保有し、値上がりを待つ
これから人気が出そうなクリエイターのNFT作品を安いうちに購入しておき、人気が出て価値が上がったタイミングで転売する稼ぎ方です。
NFT作品を購入しすぐ転売するのではなく、人気が出て値上がりするまで保有し続けます。
これはEXILEの関口メンディさんのツイートです。
NFT買ってみたー!Crypto Girlという日本のアーティストさんです!買ってみて分かったけど、この世界はメチャクチャ面白い!#cryptogirl
Check out this account on OpenSea https://t.co/GrBzroLP2n @openseaより— 関口 メンディー (@mandy_s_mandy) September 28, 2021
Crypto GirlさんのNFT作品を購入しました!とツイートしたところ、Crypto GirlさんのNFT作品が約60倍にも価値を上げました。
9月30日(水)0.7ETH(約230,000円)で売れた・・
0.7ETH(約230,000円)にセットしたNFT:Crypto Girl #0027 ETHがわずか半日で買い手がつく・・予定があったのですが、びっくりしてまもなく自宅に帰ってきてしまったほどです。笑引用:The moment
NFT市場は成長途中であるため、時間がたってからいきなり値上がりするNFT作品もあり、インフルエンサーが購入するだけで何十倍の価値になることも。
このように値上がりが期待できるNFT作品を購入するには、
- 人気が出始めたクリエイター
- 売買が繰り返され始めたクリエイター
を可能な限り早い段階で見つけることです。
NFT転売のメリット
- 唯一無二で希少性が高い
- 市場が成長を続けている
- NFT作品を用意する必要がない
- ライバルが少ない
- 保管が簡単
NFT転売で稼ぐためにメリットを知ることは重要なため、順番に解説していきます。
唯一無二で希少性がたかい
NFT作品は唯一無二で希少性が高いため、価値が上がりやすいです。
NFT作品はコピーや改ざんができない世界に1つだけのデジタル資産です。ブロックチェーン技術を利用し、NFT作品が唯一無二であることを証明しています。
すべての取引履歴はブロックチェーン上に記録されるため、だれでもNFT作品の情報を確認できるだけでなく、NFT作品のコピーや改ざんを防げます。
つまり、NFT作品はこの世に1つしかない希少性の高いものであるため、価値が上がりやすく、NFT作品を長期間保有して転売するだけでも、稼げる可能性があります。
市場が成長を続けている
近年、NFT市場は活発化しており、世界最大手のNFTマーケットプレイス「OpenSea」。
ユーザー数世界650万人以上、2022年1月には過去最高取引量38億5,000万ドルを突破しました。
ユーザー数の増加からNFT作品の需要が高まっていると予想できるため、市場の成長に合わせてNFTの価値が何十倍にもなる可能性があります。
なおNFT事業に参入済み、これから参入する会社には日本人なら誰でも知っている企業が含まれています。
- 楽天
- メルカリ
- 集英社
- 三菱UFJ銀行
- LINE
日本の大手企業が多く参入しており、今後NFTはより一般的になっていくでしょう。
NFT作品を用意する必要がない
NFT転売では、自身でNFT作品を準備する必要はありません。
NFT作品の製作は簡単にできるので、クリエイターとして稼ぐために自身で製作し販売するユーザーもいます。
しかし、初心者がNFT作品を製作したところでブランディングやマーケティング力もないため、人気クリエイターとなる確率は低いです。
NFT転売であれば、人気が出そうなNFT作品を安く購入し、価値が上がったタイミングで転売するだけです。
購入したNFT作品自体のブランディングやマーケティング力を活かせるため、NFT初心者にとって大きなメリットです。
ライバルが少ない
NFT転売は、まだライバルが少ないため先行者利益を狙えます。
NFT市場が急成長しているとはいえ、実際にNFTを利用している人はまだ多くありません。
NFTの利用者の少なさは、以下の理由からでしょう。
- 日常的に触れ合うことがない
- 仮想通貨の流行時のように怪しいと思っている
- やり方がわからない
しかし、最近ではテレビやニュースでNFTが取り上げられております。
TwitterのアカウントにNFTを利用できる予定のため、NFTが一般的になる日が近いのかもしれません。
また最近では日本の有名人も出品を始めており、始めたばかりのため比較的安く販売されているケースが見受けられます。
ライバルが少ないため、
値上がりが期待できるNFT作品を購入しやすい
NFTが一般的になり新規参入者が増えると、
値上がりが期待できるNFT作品の需要が上がる
そのため、今から転売用のNFTを保有していても売れ残る心配は少ないといえます。
よって、ライバルが少ないうちに始めれば、先行者利益を狙える可能性がたかいです。
保管が簡単
通常の転売では在庫管理する場所が必要であり、紛失や破損リスクがあります。
しかし、NFT作品はブロックチェーン上で管理・取引されるため、所有者や取引履歴などはすべて記録できています。
そのため、NFT作品を安心して値上がりするまで、長期保有しておけます。
NFT転売のデメリット
NFT転売でデメリットは次のとおりです。
- 流動性が不確か
- 損する可能性がある
- GAS代(手数料)が高額
デメリットを事前に理解しておくことが重要です。
順番に解説していきます。
流動性が不確か
NFT作品は非代替性であり唯一無二のデジタル資産のため、価値の保証はされていません。
NFT作品は一般的な価格より高い価格で取引されることが多いですが、NFT市場が急成長しているからであり、今後もその価値が維持されるかは疑問の声があがっています。
しかし、NFT作品以外にも、NFTはほかの利用用途もおおいため、NFT市場はさらなるの発展が予想されます。
- ゲーム
- アート
- ファッション
- 会員権
- チケット
- メタバース
Play-to-Earnやメタバースがさらに一般的になれば、NFT市場の成長の追い風になるでしょう。
損する可能性がある
値上がりに期待できるNFT作品を購入する以上、損する可能性があります。
それは「すべてのNFT作品が値上がりするわけではない」ということです。
NFT作品を購入する際には、「将来値上がりに期待できるか?」を考えることを忘れないようにしましょう。
また、価格が高いNFT作品を1つだけ購入し、1点張りで値上がりを待つのではなく、小額のNFT作品を複数購入しリスク分散しておきましょう。
GAS代が高額
NFT作品の取引には、取引金額に関係なく毎回一定のGAS代(手数料)が発生します。
とくに世界最大手マーケットプレイス「OpenSea」では、イーサリアムブロックチェーンを利用しています。
イーサリアムは暗号資産の中でも比較的高額なGAS代が発生します。
現在は、polygonなどGAS代が安いマーケットプレイスもあるため、自分に合った取引方法を選択できます。
【初心者向け】NFT転売の具体的な5ステップ
NFT転売を始める方法は、以下の5ステップです。
本記事では、世界最大手のNFTマーケットプレイス「OpenSea」を利用する方法を解説いたします。
- OpenSeaのアカウント登録
- MetaMaskのウォレット作成
- 仮想通貨を購入し、MetaMaskへ送金
- NFT作品を購入する
- NFT作品を転売する
初心者向けにわかりやすく解説しますので、実際に登録手続きをしながら読み進めてください。
なお、NFT転売には仮想通貨取引所を利用します。
口座を保有されていない方は、まず仮想通貨取引口座を開設しておきましょう。
仮想通貨初心者には「Coincheck」がおすすめです。
OpenSeaのアカウント登録
OpenSeaのアカウント登録方法は、以下の記事で、分かりやすく解説しています。
なんと、たった5分でアカウント登録が行えます!
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【超初心者向け】5分でできるOpenSeaの使い方を簡単解説
続きを見る
MetaMaskのウォレット作成
OpenSeaの取引にはETH(イーサリアム)を利用するため、仮想通貨のお財布であるウォレットを作成する必要があります。
仮想通貨のお財布「MetaMask」のアカウント登録方法も、以下の記事で、分かりやすく解説しています。
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【STEPで必須】MetaMask(メタマスク)の使い方を簡単解説 初心者向け
続きを見る
MetaMaskはたったの3ステップ、完全無料で始められるため、初期費用を抑えられます。
ETHを購入し、MetaMaskへ送金
- 画面左側「販売所(購入)」を選択
- 「ETH」を選択
- 購入するETHの「数量」を入力
- 画面右下「購入する」を選択
以上でETHの購入は完了です。
続いて、今購入したETHをMetaMaskへ送金します。
MetaMask用のアドレスをクリップボードにコピーします。
コインチェックにログインし、画面左側「暗号資産の送金」をクリックし、「宛先を追加/編集」をクリック。
「新規追加」をクリック。
送金の宛先を新規追加します。
- 通貨:Ethereum
- ラベル:自分でわかりやすい送金先名
- 宛先:MetaMaskでクリップボードにコピーしたアドレス
「SMSを送信」をクリック、届いた数字6桁の「SMS認証用コード」を入力し、「追加」をクリック。
最後に送金額を入力、「次へ」をクリックし手続きを終えれば送金完了です。
以上でETHを購入し、MetaMaskへ送金が完了しました。
NFT作品を購入する
OpenSeaでNFT作品を購入する方法をご説明します。
OpenSeaでは、NFT作品によって購入方法が2種類に分かれます。
- 提示価格で購入する方法
- オークション形式で購入する方法
自身にあった購入方法でNFT作品を購入してください。
提示価格で購入する
OpenSeaの一覧から購入したいNFT作品をクリックします。
詳細を確認し購入する場合は、「今買う」をクリックすれば、提示価格で購入できます。
提示価格で購入する場合、現在の価格で即時に購入できます。
オークション形式で購入する
オークション形式で購入する場合、「申し出をする」をクリックします。
オークション形式で「購入したい金額」を入力し、「ETHを変換する」をクリックします。
オークション形式で購入する場合、WETHトークンが必要です。
【WETHトークンを保有している場合】
購入金額の申し出は完了です。
【WETHトークンを保有していない場合】
Uniswapの画面が開くので、購入金額分「ETH→WETH」へ変換します。
なお、GAS代(手数料)はETHで支払います。
以上でNFT作品の購入が完了しました。
NFT作品を転売する
続いて、NFT作品を転売していきます。
NFT作品の転売で稼ぐために、購入金額より高い金額で出品しましょう。
転売方法は以下のとおりです。
- OpenSeaにログインし、アカウントページから「マイコレクション」をクリック
- 転売したいNFT作品を選択し、「売る」をクリック
- 「販売金額」と「販売期間」を入力し、「完全なリスト」をクリック
OpenSeaにログインし、アカウントページから「マイコレクション」をクリック
転売したいNFT作品を選択し、「売る」をクリック
「販売金額」と「販売期間」を入力し、「完全なリスト」をクリック
以上でNFT作品の転売が完了しました。
NFT作品転売の注意点
NFT転売の注意点を2つ解説します。
- 偽物ではないか
- 法整備を随時チェックする
注意点をしっかり確認し、NFT転売をしましょう。
偽物ではないか
有名なクリエイターのNFT作品は多くの偽物が出品されています。
NFT作品は、非代替性のためコピーや改ざんはできませんが、本物に似せたものが出品されており、ぱっと見では区別するのは難しいです。
なお、OpenSeaでは有名なクリエイターのアカウントには「青と白の公式マーク」があるため、購入前には確認しておきましょう。
法整備を随時チェックする
NFT転売で儲けた分は課税対象となるため、税金が発生します。
しかし、NFTの法整備は整っていないため、いつ法律が変わるかわからないため、法改正は随時チェックしておきましょう。
NFT売買やNFTアート販売で税金が発生するケースは、以下の記事で詳細解説しております。
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【税理士監修】【ケース別解説】NFT売買やNFTアート販売 税金が発生するケースとは?
続きを見る
NFTに対する法律が厳しくなれば、NFT転売では稼げなくなったり、違法になったりする可能性もあるため、動向は確認しておきましょう。
NFT転売のまとめ
初心者の方でも、NFT転売で先行者利益をまだ狙える段階です。
NFT転売に興味のある方は、早めに始めることをおすすめします。
本記事のまとめ
- NFT転売で稼ぐには、「安く買い、高く売る」のが重要
- NFT市場の成長の波にのれる
- NFTに対する法整備の動向は要注意
いつでもNFT作品を購入できるように、OpenSeaの登録とコインチェックの口座開設だけは行なっておきましょう。
・コインチェック