はじめに
今回の記事では「NFTの売り方」に焦点を当てて、解説していきます。
そのため、
- そもそもNFTとは何?
- NFTでどんなことができるのか?
- NFTを始めたいのでその方法は?
といった点を知りたい方は、まずは以下の記事を読んでみましょう。
既にNFTがどんなものかを知っている方は、今回解説する「NFTの売り方」をもとに、実際に NFTマーケットプレイスに訪れるのもアリです!
この記事では以下の3つのポイントを学べます。
ぜひ最後まで読んで、NFTを売るための知識を身につけていきましょう。
- NFTを売るために必要なもの
- NFTの販売方法
- NFTの未来について
目次
- 【準備】NFTを販売するために必要なもの
- 仮想通貨専用のお財布を作りましょう
- 法定通貨を仮想通貨に両替しよう
- NFTマーケットプレイスのアカウントを作ってみよう
- 【実践編】NFTの売買方法を解説
- NFTを購入してみよう
- NFTを売ってみよう
- 【未来編】NFTの将来性と課題について解説
- 【まとめ】NFTを売って稼いでみる前にすべきこと
【準備編】NFTを販売するために必要なもの
NFTを販売するためには下記3つのものが必要です。
- 仮想通貨用のウォレット
- 国内取引所のアカウント
- NFTマーケットプレイスのアカウント
それぞれ解説していきます。
1. 仮想通貨専用のウォレット(お財布)を作りましょう!
銀行からお金を引き出した時お財布に入れるように、仮想通貨にもお財布を用意してあげましょう。
仮想通貨専用のお財布のことを「ウォレット」といいます。
ウォレットは、ブロックチェーンやインターネットごとに種類がありますが、NFTマーケットプレイスのほとんどは「メタマスク」を導入しています。
そのため、まずは「メタマスク」という、仮想通貨専用のお財布を作ってみましょう。
メタマスクはGoogleChromeの拡張機能でも、iOSやAndroidのアプリでも簡単に作れるので、ぜひ作ってみましょう。
メタマスクの拡張機能を追加はこちら。
【iOS版】メタマスクのアプリのインストールはこちら。
【Android版】メタマスクのアプリのインストールはこちら。
なお、メタマスクは以下の記事で、使い方を詳しく紹介しております。
是非こちらもご覧ください!
2. 国内取引所のアカウントを開設して、法定通貨を仮想通貨に両替しよう!
続いて、国内取引所のアカウント開設を行います。
まずその前に「法定通貨」とは、日本円やドル、ユーロのように法律によって定められた通貨のことを指してします。
なぜ法定通貨を取り上げたかというと、NFTはを売るときに「ガス代」という手数料を支払わなければなりません。
そのガス代のほとんどは、イーサリアムのような「仮想通貨」にて支払う必要があり、事前に 法定通貨を仮想通貨に両替する必要があるためです。
そして、両替するための場所が「取引所」です。
取引所は、国内取引所、海外取引所、仮想通貨取引所などさまざま存在しています。まずは「安全性」と「両替するときの工程の多さ」の観点からみて、国内取引所をおすすめします。
国内取引所のなかでおすすめは、やはり「コインチェック(CoinCheck)」でしょう。
大手の取引所で安全性も高く、安心して取引することが可能です。
3. NFTマーケットプレイスのアカウントを作ってみよう!
仮想通貨を手に入れたら、NFTマーケットプレイスに行って、アカウントを作ってみましょう。
NFTにはさまざまな種類が存在しており、主流はアートですが音楽や漫画なども存在しています。 もし、NFTで投機的に売買して稼ぐのなら、NFT作品のジャンルを絞りましょう。
その際、NFTをどこで取引するのかというと、いわゆる「マーケットプレイス」という場所になります。
マーケットプレイスも様々なサービスがでておりますが、最も有名で流動性が高い「OpenSea」が一番おすすめです。
NFTを売買するために、まずはOpenSeaでアカウントを作ってみましょう。
「OpenSea」についても、以下の記事で作り方を詳しく紹介しています。
是非ご覧ください!
ちなみに、OpenSeaやマーケットプレイスが、いまいちピンとこない方もいると思います。
OpenSeaは例えるなら、メルカリのNFT版です。
メルカリは新品や中古の商品を扱う市場ですが、同じようにOpenSeaは「NFTの商品を扱う市場」です。
OpenSeaのほかにも、「Rarible」や「SuperRare」などのマーケットプレイスも存在していますが、最も盛り上がっているNFTマーケットプレイスは、間違いなく「OpenSea」です。
【実践編】NFTの売買方法を解説
NFTを販売するためには、商品であるNFTを仕入れなければなりません。
商品であるNFTの入手方法は以下の2つです。
・NFTを作る
・NFTを購入する
NFTを作ることが難しくても、購入することは簡単です。
しかし、購入するにはそれなりの初期費用が必要です。
リスクを負わなければリターンはないので、そこは出し惜しみせずにしっかりとリターンを獲得して いきましょう。
NFTを購入してみよう!
まずは、仕入れの工程「NFTの購入」を解説します。
NFTを購入するために、準備編で解説した通りに進めてから実践編を読んでください。
では早速解説していきます。
仕入れるNFTを購入する場所はOpenSeaです。
私見ですが、NFT作品を仕入れて転売して稼ぐのもいいですが、NFT作品には所有者特典の意味合いが大きく、あまり転売には向いていないのかもしれません。
やはり大きく稼ぐなら仮想通貨取引がいちばん早いと思います。
しかしそれに伴いリスクは跳ね上がりますので、ご注意してください。
NFTを売ってみよう!
OpenSeaでNFT作品を仕入れたら、そのまま出品しましょう。
特に難しい工程は一切なく出品は行えます。
販売方法には、「固定価格」「オークション」「グループ販売」の3種類が存在しており、自分に合った出品方法を試してみましょう。
【未来編】NFTの将来性と課題について解説
NFTデータサイト「NonFungible」によると、2021年第3四半期のNFT取引高は60億ドル(約6,900億円)を突破したようです。
2021年の第1四半期のNFT取引高は約20億ドルで、この1年で3倍と、大きく市場が盛り上がったことがわかりますね。
現段階では、NFTが投機的なものとしての認識が強いですが、これからのデジタルデータがすべてNFTの技術を活用するようになれば、更にNFTの市場規模が拡大することも推測できます。
そのためNFTの将来性に関していえば、これからも知名度が上がりNFTの市場規模も広がって いくでしょう。
ではNFTの課題についても考えていきましょう。
海外ではすでに広まっているNFTですが、日本では未だ一般には知れ渡っていません。
NFTが投機的な意味合いが大きい現状では、金融庁からは「マネーロンダリングに使われるので は」といった懸念もあるそうです。
またアメリカではビットコインなどの仮想通貨に対する規制を敷こうとする動きもあり、大国であり 先進国からすると仮想通貨は脅威になっているようですね。
一方で、ビットコインが法定通貨になった国も存在しており、その国はエルサルバドルという中米に位置する国です。
またエルサルバドル以外にも、このコロナによって経済崩壊したアジア圏の国も積極的に仮想通貨に取り組んでいる国も存在しています。
賛否両論ある仮想通貨やNFTですが、「賛否両論」というように悪評だけではなく好評も存在していることも知っておきましょう。
【まとめ】NFTを売って稼いでみる前にすべきこと
NFTを売ったらすぐに現金に変える方法と、保持して仮想通貨の価格が上昇したときに現金に変える方法があります。
すぐに現金に変換して利確する方が、確かに安全かもしれません。
しかし、保持して価格が上昇したときに現金化したらもっと稼げるかもしれない。。。
そう思い仮想通貨を保持する方もいるでしょう。
そのとき自分の資産は自分で守れるように、しっかりとNFTだけではなくウォレットに関する知識 を持っていると持っていないとでは大きく異なります。
完全に安全に運用することはできません。
自分でできる対策はしっかりと行うことで、自分の資産を守る意識を持ちましょう。 まずはNFTの知識を深めしっかりと確かめた上で、売買を行いましょう。