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OpenSeaのガス代を見直して上手に節約しよう

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はじめに

今回は「OpenSeaのガス代」について解説していきます。

OpenSeaを利用しているor利用しようと思った方なら、下記のことに悩んだことはありませんか?

  • 「ガス代が高くて無駄な出費が増えている」
  • 「ガス代の相場っていくらなの」
  • 「安く済ませられたらいいけど、どうやっていいのかわからない」

さまざまな悩みがOpenSeaを使い始めてくると出てきますよね。

 

実はガス代を安く済ませる方法はあります。
もちろんガス代を安くすることにもデメリットはありますが、そのデメリットを解決する方法もあります。

この記事を読むことで、ガス代について理解した上で、無駄な出費をなくし、より多くの収益を上げることができるでしょう。

それでは解説していきます。

 

目次

  • 世界最大規模のNFTマーケットプレイス「OpenSea」とは?
  • OpenSeaの「ガス代」とは?
    • OpenSeaのガス代はどれくらい?
    • ガス代の平均的な相場価格は決められない
    • 【節約しよう】ガス代を安く済ませるには
  • 【上級編】本気でガス代節約したい人はこの方法で節約!
    • 1.メタマスクでガス代を設定する
    • 2.ガス代が低い曜日と時間帯に取引を行う
    • 3.間接的にガス代を抑える
  • クリエイターはガス代ゼロでOpenSeaにNFTを出品できる
  • OpenSeaを利用するときに注意すべきこと
  • まとめ ~ガス代をうまく利用して、無駄な出費を減らそう~

 

 

世界最大規模のNFTマーケットプレイス「OpenSea」とは?

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まずは「OpenSea」について、解説していきましょう。

OpenSeaはイーサリアム(Ethereum)上で発行された、NFTを扱っている世界最大級のNFTマーケットです。

数多くの著名人がNFTアートを出品したり、取引したりしています。
また全く有名ではないアーティストでも、OpenSeaを通じてものすごく稼いでいます。

 

OpenSeaではより多くの種類のNFTが取り扱われており、小学生の夏休みの自由研究やVRアーティストなど本当に多種多様な文化と作品を体験できます。

そうしてNFTに出会い「このNFTが欲しい」と思い、購入することで「ガス代」が発生します。

 

OpenSeaについては、以下の記事でも詳しく紹介しております。
合わせて是非ご覧ください!

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OpenSeaの「ガス代」とは?

 

では、次に「ガス代」とは何かを解説していきましょう。

結論、ガス代とは簡単に言うと「手数料」のことを指します。

正確に言うと、ガス代とはイーサリアムのネットワークである、イーサリアムチェーン利用時に発生する手数料です。

OpenSeaはイーサリアムチェーンを利用しているため、取引時にガス代が発生する仕組みになっているのですね。

 

OpenSeaのガス代はどれくらい?

どうやってガス代は決められているのでしょうか。

ガス代の計算式は、「Gwei(ガス代の単位)」×「ガスリミット(ガス代の上限)」によって算出されます。

 

Gweiはイーサリアムネットワーク上の取引量と比例して、大きくなります。

OpenSeaは、世界最大規模のNFTマーケットプレイスであるため、NFT市場が盛り上がればガス代も上昇する、と考えましょう。

 

ガス代の平均的な相場価格は決められない

では、次に「ガス代の相場はどれくらいなのか」について解説していきます。

ガス代の正確な相場を決めることは、難しいです。
しかし、ガス代の相場がわからなくとも、実はガス代を安く済ませることができます。

そこで、ガス代を節約する方法と、出品時や購入時の相場価格の確認方法も、次の見出しで解説していきます。

 

【節約しよう】ガス代を安く済ませるには

ガス代を安く済ませるには、以下の2つのアクションをする必要があります。

  1. まず、「GAS NOW」というサイトでガス代の相場を確認します。
  2. その上で、相場より少し低い値を設定します。

この「相場より低い値にする」方法は、送金などの承認されるスピードが遅くなってしまう、というデメリットがあります。

時間に余裕がある人は、相場より低い値にしても問題ないでしょう。
一方で、早く承認されたい人は、ガス代を相場よりも少し高く設定することで、素早く承認されることが多いです。

 

では、実際にどれくらいの値を設定したらいいのか?
この悩みに応えるために、下記の表にまとめました。

opensea gas

 

上記の表を用いて、遅めにするのか高速にするのかを決めて、ガス代の値を設定しましょう。

 

また「GAS NOW」以外にも「Etherscan」という、仮想通貨・NFT売買履歴を閲覧できるサイトがあります。

このサイトはメタマスク(MetaMask)に接続する必要もないため、安全と言えます。

 

売買履歴の確認方法も簡単で、「The Ethereum Blockchain Explorer」の検索窓に、自分のメタマスクのウォレットアドレスを入力することで、確認できます。

 

ちなみに、そもとも「メタマスク(MetaMask)」って何?という方は、是非以下のサイトをご覧ください。

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さらに、Etherscanでは、ガス代のチャートを見られます。

チャートは、24時間・1週間・1ヶ月と時系列を変更しすることが可能。
さらに最大30分単位まで細かくみることもできます。

NFTを購入するときは、一度目を通してみると無駄な出費が抑えられるでしょう。

 

 

【上級編】本気でガス代節約したい人はこの方法で節約!

「もっとしっかり節約したい!!」

この見出しでは、上記の悩みに応えていきます。
また、「別にある程度ガス代を節約できたらいいよ」という方は読み飛ばしてくださいね。

 

ガス代を節約する方法は以下の3つです。

  1. メタマスクでガス代を設定する
  2. ガス代が低い曜日と時間帯に取引を行う
  3. 間接的にガス代を抑える

 

では、順番に解説していきます。

 

1.メタマスクでガス代を設定する

metamask

OpenSeaでNFTを出品するときに、メタマスクを開いて価格を入力する画面に移ります。

そのときに「GAS FEE」の欄にある青文字の「EDIT」を選択してください。
選択できたら、ガスのカスタマイズ画面に移られます。

そのときにOpenSeaでは以下の3つを選択できます。

・Slow(低速)
・Standard(平均)
・Rapid(高速)

 

先述したGAS NOWの表記とは少し異なりますが、内容は変わりません。
そのため、ここで取引スピードを「低速」に設定しましょう。

低速に設定すると、10分ほどで承認されるため、時間がある人は低速に設定しておくほうがいいですね。

 

2.ガス代が低い曜日と時間帯に取引を行う

Gweiは時間帯によって平均値が算出されています。
またGweiは時間帯だけでなく、曜日にも関わっています。

先述したとおり、ガス代はイーサリアム上の取引量と比例して高騰しますよね。
現実の経済と同じく、ピークも存在するということです。

 

また、NFT市場は、海外が主である経済であるために、海外の時間に合わせてピークが訪れます。

そのため海外時間の夕方18時ごろがピークに達するのも理解できるでしょう。

つまり日本時間で6時ごろが最もGweiが高くなる時間帯ということを覚えておくといいですね。

 

もちろん逆にGweiが低くなる時間もあります。
それは日本時間で、12〜18時ごろです。

かなりアバウトな時間帯ですが、海外に住む人たちが寝ている時間は大体ガス代が安くなる時間帯と理解しておきましょう。

また曜日では、比較的土日にGweiが低い傾向にあることもわかっています。

 

これらのことはGAS NOWを見ていれば、確認できます。

 

3.間接的にガス代を抑える

saving

OpenSeaで取引するときに、仮想通貨取引所からメタマスクに、イーサリアム(ETH)などを送金する必要がありますよね。

そのときにETHの購入手数料・ETHの送金手数料のふたつの手数料が発生します。
つまりこのときの手数料を抑えることで、間接的にガス代を抑えようという訳ですね。

 

具体的な方法は、下記の2つあります。

・手数料が低い仮想通貨取引所を選ぶ
・まとめて購入や送金を行う

上記のとおりで、どちらも行うことで微々たるものですが、ガス代を抑えられるでしょう。

 

そこで、おすすめの仮想通貨取引所があります。
それはCoincheck(コインチェック)とDMM Bitcoinです。

特にCoincheckは、ほとんどの人が使っている仮想通貨取引所ですが、まだ開設していない方はぜひ以下のサイトから開設してみてください!

コインチェックの開設方法はこちらでわかりやすく開設しております。

ぜひ読み進めながら開設手続きをおこなってください。

【初心者向け】コインチェックの特徴と口座開設の方法をやさしく解説!

続きを見る

たった10分、簡単5ステップで開設できます。

クリエイターはガス代ゼロでNFTを出品できる

Polygonネットワークを使えば、ガス代なしでNFTを出品できます。
その方法を解説していきますね。

やり方はシンプルで、コレクション設定ページでブロックチェーンを選べます。
そのときにデフォルトである「Ethereum」ではなく、「Polygon」を選択してください。

設定できたら、あとはPolygonにコレクションを作成したり、追加したりするだけで出品完了です。

 

とても簡単にガス代をゼロでNFTを出品できますね。
クリエイターとしてNFTを出品してみたいと思った方は、まずはこの出品方法で初めてみてはいかがでしょうか。

 

OpenSeaを利用するときに注意すべきこと

OpenSeaだけでなく、NFTや仮想通貨を取引するときには注意すべきことは、1つだけあります。

それは「アドレスを間違えないこと」です。

 

アドレスを間違えてしまうと、送金できなかったり、逆に受け取れなかったりします。
このとき間違えて送ってしまったNFTや仮想通貨は、戻ってきません。

そのためアドレスを手入力することは、絶対に控えましょう。
アドレスは必ずコピー&ペーストで入力すること、また怖いと思ったら、まずは少額で送金してみましょう。

 

まとめ ~ガス代をうまく利用して、無駄な出費を減らそう~

今回「OpenSeaのガス代」を解説しましたが、下記のことが分かりましたね。

・OpenSeaはイーサリアムネットワークチェーンを利用している
・ガス代はイーサリアムが盛り上がると高騰する
・ガス代の平均的な相場価格は決められない

そして先述した表を使えば「ガス代を上手に節約できること」が分かりましたね。

OpenSeaでは初期設定でガス代が設定されてある場合があります。
そのため次回取引するときには、ガス代をしっかり見直して上手に節約しましょう。

 

もちろん、節約することは大切なことです。
しかし、ただ節約すればいいというわけではありません。

ガス代を抑えるために、もっと安く済ませようとしすぎてしまうと、承認がいつまで経っても終わらないなんてことになってしまっては本末転倒ですので、注意しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事が少しでも参考になれば、幸いです。

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