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オリックスの株価はなぜ安いのか・今後の将来性は?

【はじめに】

まずは、オリックス/ORIXの株価チャートをご覧ください。

 

まずは、2022年3月の急落が目につきます。

その後元の水準まで戻してきたものの、横ばいでずっと推移している状況です。

  • 同社は急落した3月にどんなことが起きたのでしょうか?
  • なぜ株価が低い/安いままのでしょうか?
  • そして今後の将来性はどうなのでしょうか?

このブログでは、そんな疑問を一気に解決いたします。ぜひ最後までお読みください。

 

【このブログの筆者ご紹介】

 

ちなみに、2022年7月15日時点で、オリックスの株を買うには、23万円もの資金が必要となります

そこで、株を買うなら「マネックス証券」をオススメします。

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【目次】

 

オリックス/ORIXについて

オリックス/ORIXの企業情報

設立は1964年と古く、連結で32,235人もの従業員がいます。

また、実はグローバル展開も進んでおり、足元では28か国もの進出をしています。

 

本社所在地 東京都港区
業種分類 その他金融業
設立年月日 1964年4月
上場年月日 1970年4月
決算 3月末日
従業員数(連結) 33,153人

 

さらには、57年間毎期黒字を計上しており、利益も拡大傾向にあります。

これはすごいことです。

 

オリックス/ORIXの事業内容

オリックスは、リースを手始めに、生保、不動産など多角化しており、海外展開も突出してます。

また、エネルギー、空港運営などの事業投資も手掛けています。

 

また、セグメントは多数に分かれており、それぞれのセグメント利益・資産は、以下のようになっています。

 

 

 

 

 

株価関連情報/株価チャート(2022年7月22日時点)

まずは、株価関連情報です。

 

続いて株価です。

先ほど見た通り、2022年の株価は3月の急落以外は横ばいといえます。

この要因は後ほどふれます。

 

配当・株主優待・自社株買い状況

まず、オリックスの配当方針は、このようになっています。

  • 事業活動で得られた利益を主に内部留保として確保し、事業基盤の強化や成長のための投資に活用することにより株主価値の増大に努めてまいります。
    同時に、業績を反映した安定的かつ継続的な配当を実施いたします。
  • また、自己株式取得についても、必要な内部留保の水準を考慮しつつ、経営環境の変化、株価の動向および財務状況等を勘案のうえ、弾力的・機動的に対処してまいります。

 

実際の配当金推移はこのようになっています。順調に増加傾向にありますね。

直近の配当金については、通期で1株当たり85.6円となります。

また配当性向も、過去5年間は30%以上、と高い水準です。

 

続いて、自社株買いの状況です。

2019年からコンスタントに、500億円ほどの買い付けをしております。

これは株主にとっては好材料ですね。

 

オリックス/ORIXの平均年収

同社の平均年収は、会社四季報によると「885万円」となっています。

金融業としては、この年収は平均的な水準といえます。

 

次に、従業員の口コミが閲覧できるサイト「openwork」というサイトがあります。

これによると、同サイトに投稿した従業員の平均年収は、900万円と四季報とほぼ同じ水準となっています。

職種別・年齢別の平均年収は以下の通りです。

 

オリックス/ORIXの採用状況

 

同社は連結で、33,153名の社員数がいます。

同社の採用サイトを見ると、グループ会社を含め、様々な職種を募集しています。

https://www.orix.co.jp/grp/company/recruit/

 

このサイトから直接の応募もできますが、より合格確率をあげるには、以下のエージェントに相談した上で、応募することがオススメです。

無料なので、是非お気軽に利用してみてください。

 

・パーソルキャリア(画像クリックするとページが開きます)

 

なぜ2022年3月に株価が急落したのか

結論からいうと、「株主優待の廃止」が発表されたためです。

 

もともと、オリックスは株主に還元する姿勢が強く、配当も85円/株とかなり高いです。

それに加えて、100株保有からもらえる充実の株主優待もありました。

 

ではなぜ、人気の株主優待が廃止されたのでしょうか。

理由は「株主へのより公平な利益還元」を追求するためです。

 

どういうことかというと、実は機関投資家のような法人には、株主優待は付与されないことになっています。

ゆえに、個人投資家だけが恩恵を受けることから、近年特に海外投資家から「株主優待を廃止すべき」という論調が、あちこちで起こっています。

オリックスはその流れに対応した、という形になります。

 

一見、株主に寄り添った形での株主優待廃止ですが、オリックスは個人投資家のファンが多く、短期的には失望売りが生じて急落したわけです。

しかしながら、これが海外投資家からの好感を得て、株価は元の水準にすぐに戻ったというわけです。

 

 

オリックス/ORIXの株価はなぜ安い/低いのか・将来性は?

結論からいうと、将来性は低い面・高い面が混在しておりますが、個人的には高いと考えています。

まず、将来性が低い面から見てみましょう。

①主要事業であるリースの成長性が期待できないため

下記のグラフは、リース業界のリース契約高の推移を示しています。

2000年代のリーマンショックによる大幅な減少後は、ほぼ横ばいで推移しています。
すなわち、市場は「頭打ち」の状況であり、今後の成長は見込めません。

(出典:業界動向サーチ)

 

次に、将来性が高い面を見てみましょう。

②「事業投資」・「アセットマネジメント」の高い成長性

先ほども掲載した資料ですが、オリックス自身も「事業投資」「アセットマネジメント」の2事業が、成長ドライバーであることを明言しております。

この中でも「事業投資」が最も期待できる分野です。

詳しく以下で見ていきましょう。

 

事業投資の中でも大きく2つの分野が、成長領域です。

 

【(1) PE(プライベートエクイティ)投資」】

PE投資とは、非上場企業に投資することを指します。

具体的には、経営のコントロールを握るために100%近い株式を取得し、投資した会社の株価が5年程度で3倍になることを目指して経営します。

そして、株価が上昇した際に売却し利益を得ます。

 

オリックスは、このPE投資で以前から成功を収めておりますが、直近最も大成功となった案件が、「弥生」です。

この案件は、以下のように売却額が買収額の3倍に膨れ上がった案件となりました。

  • 買収時:14年12月に投資ファンドのMBKパートナーズから800億円超で買収
  • バリューアップ:オリックスの営業網を活用して、弥生の125万件だった登録ユーザー数を250万件超に増加
  • 売却時:米投資ファンドのKKRに、2,400億円で売却

 

今後もこうした高収益案件が期待できると、オリックスの成長に一役買うというわけです。

2022年3月末時点での投資先は、下記の通り17件となっています。

 

【(2) 再生可能エネルギー】

再生可能エネルギーの分野は、端的に言うと市場規模が急拡大しています。

まず、政府の方針として再生エネルギー比率を約10年で倍増させるという、アグレッシブな目標があります。

・2019年度:18%(実績)
・2030年度:36〜38%(目標)

(出典:経済産業省)

ゆえに、オリックスとしては、これまで以上に事業拡大するチャンスがあります。

 

合わせて、海外では様々な企業を買収・投資してきています。

結果、日本上場企業としてはトッププレイヤーとしての地位を築いています。

 

こうしたことから、「事業投資」分野は成長著しく、今後のオリックスのけん引役となっていくでしょう。

 

オリックス/ORIXのリスク

結論から言いますと、オリックスは「金融危機に非常に脆弱」という側面を持っています。

実例を見ていきましょう。

 

まずは、2008年のリーマンショック時です。

・2007年6月終値:3,245円 → 2009年2月終値: 204円

なんと約▲95%もの大暴落をしました。

 

次に、2015年のチャイナショック時です。

・2015年5月終値:1,975円 → 2016年6月終値:1,308円

リーマンと比べると傷は浅いですが、▲33%の下落です。

 

最後に、2020年のコロナショック時です。

・2020年2月7日終値:1,958円 →2020年3月27日終値:1,100円

こちらも結構な下落で、▲45%ものマイナスとなりました。

 

オリックス/ORIXのアナリスト格付けレーティング

2022年にはいってからの格付け推移です。

多くの証券が、1・Buyのレーティングをつけており、軒並み目標株価も微増しています。

 

【最後に】

今回のオリックス/ORIX特集、いかがでしたでしょうか?

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