【はじめに・こんな疑問/お悩みありませんか?】
- ラクスってどんな会社?
- なぜこんなに業績が伸びているのか?
- 株価が上昇した時期と下落した時期の要因は何?
- 従業員の年収は高い?その理由は?
- 今後の将来性は?
このブログでは、そんな疑問を一気に解決いたします。
ぜひ最後までお読みください。
また以下では、同じく近年株価を急上昇させた、株式会社SHIFT/シフトを詳しく解説しています。
是非合わせてご覧ください。
【このブログの筆者ご紹介】
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【目次】
-
- 株式会社ラクスの会社概要
- 企業情報
- 上場/IPO
- 事業内容
- 株式会社ラクスの株価関連情報/株価チャート(2022年5月27日時点)
- 株式会社ラクスの社長および役員
- 株式会社ラクスのIR
- 株式会社ラクスの配当
- 株式会社ラクスの平均年収
- 株式会社ラクスの採用
- 株式会社ラクスの決算内容(2022年5月13日発表)
- なぜラクスの株価が上下しているのか
- 2021年に株価が上昇した要因
- 2022年に株価が下落した要因
- 株式会社ラクスの格付けレーティング
- まとめ ~株式会社ラクスの今後の将来性
- 株式会社ラクス Youtube動画のご紹介
- 株式会社ラクスの会社概要
株式会社ラクスの会社概要
株式会社ラクスの企業情報
本社所在地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 |
業種分類 | 情報・通信 |
設立年月日 | 2000年11月 |
決算 | 3月末日 |
従業員数(連結) | 1,612人 |
株式会社ラクスの上場/IPO
2015年に東証マザーズ上場し、2021年に東証1部(現在のプライム市場)に鞍替えしました。
上場後の初値時価総額は、399億円でした。
そこから見ると、既に10倍株(テンバガー)となっています。
株式会社ラクスの事業内容
サービス別の売上構成はこのようになっております。
売上全体の約40%を「楽楽精算」が生み出しています。
また、第2・第3の矢として、楽楽明細・楽楽販売の更なる推進に注力しています。
株式会社ラクスの株価関連情報/株価チャート(2022年5月27日時点)
(出典:Yahooファイナンス)
次に株価です。
足元の株価は1,484円です。
1年前も実は2,000円弱との価格だったので、2021年後半が高くなり過ぎた、とも言えます。
株式会社ラクスの社長および役員
創業者であり、現在も代表取締役社長である、中村崇則氏はこの方です。
現在も、中村社長が34%で筆頭株主です。
他に、取締役が2名おりますが、いずれもラクス設立初期に参画した人物であり、
長年、中村社長の右腕であったことが想像できます。
株式会社ラクスのIR
中村社長はIRに積極的で、自らよくIR番組にも出演しています。
合わせて、会社としても、月次の受注や売上をメルマガで積極開示しています。
ちなみに、メルマガはここから登録可能です。
https://hmblue.haihaimail.jp/index.php?action=R1&a=256&g=1&f=1
株式会社ラクスの配当
中村社長が明言していましたが、ご自身も株式投資家であるがゆえに、配当が出る銘柄を好むことのことです。
ゆえに、以下のように、ラクスも徐々に配当を厚くしてきているという状況です。
株式会社ラクスの平均年収
同社の平均年収は、業界的にはやや高い水準と言えます。
会社四季報によると、平均年収は609万円となっています。
また、従業員の口コミが閲覧できるサイト「openwork」というサイトがあります。
これによると、同サイトに投稿した従業員28人の平均年収は516万円です。
四季報とopenworkの年収差ですが、openworkに投稿している層が比較的若い社員が多いとみられるためです。
openwork上の職種ごとの内訳は写真のとおりです。
株式会社ラクスの採用
同社はグループ全体では1,356名もの社員数がおります。
その中で、同社のエンジニア数は公表されておりません。
ですが、IT企業であり、かつエンジニアの派遣事業も展開していることから、全従業員の半分くらいはエンジニアが占めるのでは、と想定されます。
実際に、ラクスの採用サイトを見ると、このように様々なエンジニア職種を募集しています。
https://career-recruit.rakus.co.jp/jobs/
このサイトから直接の応募もできますが、より合格確率をあげるには、以下のエージェントに相談した上で、応募することがオススメです。
無料なので、是非お気軽に利用してみてください。
・パーソルキャリア
・リクルートキャリア
株式会社ラクスの決算内容(2022年5月13日発表)
ラクスは5月13日に、通期決算発表を行いました。
結果は写真の通りです。
売り上げは対前年比+34.1%、経常利益は▲58.9%となりました。
中長期の成長のための先行投資をしかけており、減益になることは前々から分かっていたため、それを知っている人からは一見問題のない決算に見えます。
ですが、実績および今期業績予想について、私は少し懸念があるないように見えました。
まず、足元の成長率は「34.1%」です。
34.1%という数字自体は高い成長率ですが、一方でこの数字は過去の成長率と比べると、標準的な伸び率です。
次に、成長投資の主要な費用である、人件費と広告宣伝費を見ていきます。
人件費は、毎年成長しており、足元はより増加率が加速しているように見えます。
また、広告宣伝費は、他の年度と比べ、圧倒的に増えています。
こうしてみると、売上成長率が標準的な割に、費用は多くかかっています。
ゆえに、過去それほど先行投資をかけていなかった時のほうが、利益もでていて良かった、となってしまいます。
今期以降も成長投資をしばらく続けることを明言しているため、短期的には業績利益は低い水準となるでしょうか。
こうなると、過去それほど先行投資をかけていなかった時のほうが、利益もでるから良かった、となってしまいます。
②楽楽精算の成長率に懸念
あわせて気になるのは、主力である楽楽精算の成長率が鈍化している点です。
こちらの表にある「増減率」を見ると、昔は63.8%もの成長率だったものが、直近では37.7%まで縮小しています。
楽楽精算の構成比は大きいため、このサービスの伸び鈍化が、売上全体の成長率の横ばいにつながっていると言えます。
なぜラクスの株価が上下しているのか
ラクスは近年株価が大きく上昇した時期と、大きく下落した時期に、はっきり分かれます。
その要因を以下でご説明します。
まずは、上場~現在(2022年5月31日時点)の株価を見てみましょう。
①2020~2021年に株価が上昇した要因
結論から言うと、コロナ禍が大きな転機となりました。
出社しなくても、経理業務ができるように同社サービスの導入が広がりました。
この頃からテレビCMも増えたように思えます。
それを機に、大きく以下の点が株価上昇に貢献したと言えます。
- コロナ禍でサービス販売好調
- 業績好調で格付けレーティングも高評価
- 東証一部に昇格
これにより、ラクスは数あるグロース銘柄の中でも、1,2を争うくらい成長期待度が高い銘柄となりました。
②2022年に株価が下落した要因
しかしながら年明けからは、「米国の金融緩和政策(インフレ問題含む)」と、「ロシアウクライナ問題」の2点により、株価は大きく下落していきました。
この下落はラクスだけでなく、ナスダックやマザーズの各銘柄も同様であり、ラクスだけの要因ではありません。
ですが、そのあおりを受けて、ラクスは2022年初~2022年5月27日の間で▲53%もの株価下落となりました。
株式会社ラクスの格付けレーティング
直近では、GS(ゴールドマンサックス)など、外資系証券会社が格付けレーティングに名前を連ねています。
しかも、マッコーリー証券以外は「買い」となっており、同社への期待の高さがうかがえます。
まとめ ~株式会社ラクスの今後の将来性
2022年5月下旬時点では、今年の世界的な株価低迷は底入れした感が出てきています。
しかしながら、ラクスの株価についてはまだ少し調整局面があると考えます。
・ PERが246倍と、まだまだ極めて高い。
・今期が営業利益のボトム(底)となる予定。
今期は利益が出ない事はわかっているため、期待すべきは来期の業績です。
今期の第2四半期決算が終わったあたりから、来期の状況が少しずつ見えてきます。そこでどれだけ来期の成長率を示せるかがポイントです。
また、先ほどIRで触れたとおり、ラクスはIRに力を入れており、毎月月次の売上高などを株主向けにメールで報告しています。
この辺の定期ウォッチすることで、来期の方向性が徐々に見えてくると考えます。
【最後に】
今回のラクス社の特集、いかがでしたでしょうか?
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