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商船三井の配当はなぜ高いのか?今後は?配当金がいつ払われるかも説明

 

【はじめに】

まずは、商船三井の株価チャートをご覧ください。

【短期(2022年~)】

【長期(直近5年間)】

商船三井 株価

 

とにかく、短期(2022年)では乱高下が激しく、長期(5年間では)では大きく右肩上がりです。

結論から言うと、この数年の上昇は「配当利回りの急上昇」が要因です。

そうした点を踏まえて、以下の疑問をこのブログでは一気に解決いたします。ぜひ最後までお読みください。

  • 同社は2022年、なぜ株価が乱高下しているのでしょうか?
  • 今後の配当の動向はどうなるのでしょうか?
  • そして今後の将来性はどうなのでしょうか?

 

ちなみに、2022年9月16日時点で、商船三井の株を買うには、33万円もの多額の資金が必要となります

こんな大金は中々払えないですよね。。。

 

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【このブログの筆者ご紹介】

【目次】

 

商船三井について

商船三井の企業情報

設立は1884年と、100年以上存続している歴史ある企業です。

連結で8,547人もの従業員がいます。

 

本社所在地 東京都港区虎ノ門2-1-1
業種分類 海運業
設立年月日 1884年5月
上場年月日 1949年7月
決算 3月末日
従業員数(連結) 8,547人

 

商船三井の事業内容

商船三井は、海運3大大手の一社です。

四方を海に囲まれた日本の海外貿易(重量ベース)は、海上輸送が約99%と圧倒的に多いです。
※金額ベースでは海上輸送は約60%(出典:国土交通省)。

 

その貿易を担っているのが、貨物船と呼ばれる船舶であり、大別すると「定期船(コンテナ船)」と「不定期船」に分類されます。

商船三井は、鉄鉱石船、タンカー、LNG船中心に、「不定期船」に強い特徴を持っています。

 

また、定期船(コンテナ船)は2018年4月、下記のように大手3社で事業統合をしています。

 

 

 

株価関連情報/株価チャート(2022年9月22日時点)

まずは、株価関連情報です。

 

まず、時価総額は1.2兆円あります。

一方で、PERはわずか1.7倍と、かなり割安な水準です。

そしてなんといっても、配当利回りは15.08%と、驚異の水準です。

 

また、商船三井といえば、なんといっても「出来高の多さ」です。

2022年4月以降、日々の出来高がほとんど1,000万株を超えています。

商船三井 出来高

 

株価の変動要因については、後ほどふれます。

 

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商船三井の平均年収

同社の平均年収は、会社四季報によると「1,072万円」との記載があります。

さすが大手海運会社、高い給与水準ですね。

 

一方で、従業員の口コミが閲覧できるサイト「openwork」というサイトがあります。

これによると、同サイトに投稿した従業員53人の平均年収は、「928万円」となっています。

大手企業としては平均的な水準と言えます。

 

なお、職種別・年齢別の平均年収は以下の通りです。

 

商船三井の採用状況

 

同社は連結で、8,547名もの社員数がいます。

中途採用もグループ会社含め、積極的に行っているようです。

https://www.mol.co.jp/recruit/

 

ちなみに、採用サイトから直接の応募もできますが、より合格確率をあげるには、以下のエージェントに相談した上で、応募することがオススメです。

無料なので、是非お気軽に利用してみてください。

 

・リクルートエージェント

・パーソルキャリア

(どちらも画像クリックすると、ページが開きます)

 

なぜ商船三井の配当は高いのか?

結論からいうと、配当が高い理由は下記4点です。

  1. 利益がものすごく伸びたため
  2. 投資する先がないため
  3. 今後の減益が見えており、株主をつなぎ止めるため
  4. 競合との張り合いのため

1.利益がものすごく伸びたため

配当の原資となる利益が、この数年間、海運業界はすごかったです。

コロナ禍が電子機器の需要が急増、その関連の物流も急増し、海運は恩恵を受けました。

 

商船三井のここ数年間の業績は、このようになっています。

2022年3月期の経常利益以降が、信じられないくらい伸びていますね!

 

2.投資する先が無いため

経営の大原則として、最終的に残った利益をどう処分するかは、大きく以下の2択になります。

1.事業投資(事業、設備、M&A等)
2.株主還元(配当・自社株買い等)

 

例えば、IT企業であれば、研究開発、既存事業の成長、新規事業開発、M&Aなど、投資すべき事項がたくさんあります。

しかし商船三井のような海運企業は、昔ながらの産業であり、オペレーションがガチガチに固まった分野であるため、新規に投資するものと言うのはそれほどないです。

 

ゆえに余った利益は、主に株主還元に充てることになり、今回のようなに利益が急増したため、配当も急増することになりました。

 

3.今後の減益が見えており、株主をつなぎ止めるため

ここ数年で利益がものすごく出た商船三井ですが、物流の混乱が落ち着いてきたために、今後の業績見通しはそこまで期待できるものではありません。

 

現に、同社の2023年3月期の業績予想を見てみると、売上は対前年で増収なものの、経常利益以降は減益の見込みです。

 

この傾向は、競合の日本郵船も同様です。

 

業績が伸びなければ当然株価にも影響するでしょう。

商船三井はそのことを理解しているがために、株価を下げないように、増配をしている面もあります。

 

4.ライバルとの張り合い

今回の増配ですが、1番最初に海運会社の中で先に仕掛けたのは商船三井でした。

しかし次に、日本郵船がほぼ同じような増配を発表したことで、海運業界の業績は凄い、と株式市場で話題となりました。

 

配当はいつ払われるのか?配当権利はいつまでが対象?

商船三井の配当は、皆さん注目していますが、ここでは配当に関する取り決めをお伝えします。

 

中間配当 期末配当
配当時期 毎年9月 毎年3月
配当権利付最終日* 2022年09月28日 2023年03月29日
配当金の権利落ち日** 2022年09月29日 2023年03月30日
配当金の権利確定日 2022年09月30日 2023年03月31日

* 配当権利付最終日・・・権利確定日の2営業日前。

** 配当金の権利落ち日・・・権利確定日の1営業日前。理論的には新株や配当などに相当する金額分、株価が安くなりますが、
株価はほかの変動要因にも左右されるため、権利落ち後の株価が理論値よりも高くなったりすることがあります。

 

商船三井の将来性は?

一言でいうと、将来性は「不安定」です。

ゆえに、個人的には「短期保有」であれば良いと考えます。

 

将来性を考える上でのポイントは、以下です。

・海運はもともと景気敏感業種
・ライバルの動向に注目

商船三井は、目標とする配当性向20-30%と設定しています。
これ自体は、目安となる指標となり良いことなのですが、裏を返すと、利益が減れば配当も減ることを示唆しています。

 

今後、景気に左右されて、これまでの好業績が保てなくなると、配当もいずれ減ることは間違いありません。

そして、配当が減ると、確実に株価が下落します。

ゆえに、同社株の長期保有は危険だと判断します。

 

将来性に対する証券アナリストの見立て

また、同社には総勢12社もの証券アナリストがついておりますが、その中でレポートの一例をご紹介します。

SBI証券では、投資判断を下記の点から「買い継続」としています。(2022年8月23日更新)

  • コンテナ船市況の調整が始まるタイミングが海運株の最大の注目要素だが、長期契約も含めてタイトな需給が続いているため、当初考えられていたような特需にはとどまらない。
  • 経常利益の拡大が実現している。
  • 配当についても前期を上回る高水準の予想が打ち出されたため、割安感が残る。円安も踏まえて投資判断は「買い」とする。

 

商船三井のリスク

商船三井は、自社が把握しているリスク情報をホームページで公表しています。

 

先ほどのSBI証券も、このようなリスクを上げています。

  • 同社の業績はコンテナ船の他、鉄鉱石を運ぶバラ積み船、タンカーをはじめとする油槽船、自動車船などの運賃市況の影響を受ける。
  • 世界経済の成長鈍化で荷動きが細れば、需給悪化につながり運賃が下がりやすい。
  • また、新造船が増加した場合も供給過剰に陥り、運賃の低迷につながることがある。(2022年8月3日更新)

 

商船三井の格付けレーティング・目標株価

続いて、2022年6月以降の格付け状況です。

全体的に「Overweight=買い推奨」が目立ちますが、一部の証券は買い→中立や売り推奨にしており、

以前と異なり、今後の見通しが各社異なる状況です。

 

 

【最後に】

今回の商船三井特集、いかがでしたでしょうか?

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商船三井 Youtube動画のご紹介

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